ゼンタイパワード

趣味は広く深く 好きなものを好きなだけ

【超雑感】映画『ゴジラ-1.0』

監督・脚本:山崎貴

2023年11月3日公開 125分

2023年11月3日 TOHO立川立飛にて鑑賞

※感想後半のネタバレ部分には注釈があります

 

大戦末期の1945年。特攻隊員の敷島(神木隆之介)は、機体の故障を理由に小笠原諸島・大戸島に着陸する。その夜、島に言い伝わる巨大な怪獣"ゴジラ"によって守備隊基地が襲撃され、敷島は大きなトラウマを受けながら生き延びる。やがて戦争が終わり、復員した東京で出会った女性・典子(浜辺美波)と暮らし始める敷島だったが、怪獣もまた東京へと向かっていた……

 

おおむね好き(総評)

 

・「山崎貴がゴジラを撮ります!」という発表があったのが、ちょうど公開1年前の2022年11月。

 

・私は彼を信じていました。

 

・山崎貴監督、『ALWAYS 三丁目の夕日』から『STAND BY ME ドラえもん』、悪名高き『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』に至るまで……なんとなく「"泣き"偏重の"いわゆる邦画実写版"監督」みたいなイメージがけっこ〜あるんじゃないかなあ。


・自分としては、(初期の『ジュブナイル』『リターナー』のオタク的な爆裂おもしろさを抜きにしても)「"原作愛"で目が曇っていない、職人タイプの監督」という評価。

 

・"仕事"できる人だと思うんですよね。「この原作を観客ウケのいい映画にしてくれたまえ」というオーダーをキッチリこなしつつ、オタク的な"原作愛"からくるこだわりを、あくまでフレーバーないしギミックとして仕込むに留めているというか。

 

・それで言うと『寄生獣』スゲ〜〜〜〜好き。原作では敵パラサイトを屋上からの投石で倒すクライマックスを「ミギーが弓に変形して鉄骨の矢で倒す」というド派手でクールな絵面にアレンジしてるんですけど。

 

・冒頭にミギーが新一の学校を周って「遠隔戦の訓練か!」として弓道部を見学するシーンが入ってるんですよね。この……このスマートさ!!!

 

『STAND BY ME ドラえもん』にしたって、ドラえもんがのび太と暮らすことを(最初は)強制させるためにセワシが仕込んだ"成し遂げプログラム"の設定とか、映画としてエピソードを再構成する舞台装置、として結構うまいことやってたと思うんだけどな〜〜。実際あの「それはよく考えたらどうなんだ!?」っていうのも、F先生っぽいバランスだと思うし。

 

・あと『STAND BY ME〜』は山崎監督自身が書いてるノベライズ版が出色のデキなので、ドラ好きにはぜひ読んでほしい一冊。Kindle版もあるよ。

 


・未来人とのファーストコンタクトたる『未来の国からはるばると』におけるタケコプター描写の緻密さ、再構成された名エピソード群の筋の通し方、そして『さようなら〜帰ってきたドラえもん』における心情描写の重厚さ、駆け足ながら『ドラえもん』の小説版として完成された一冊だと思います。

 

ジャイアンは覚悟を決めた。

なぜだかわからないけど、今日ののび太はいつもとは確実に違うのだ。

だったら最後までつきあうのが、ガキ大将たるジャイアンのつとめなのかもしれない。

 

・でも『STAND BY ME〜』、エンドロールでピクサーの猿真似をやったのだけは一生許さねえからな。そこは"依存対象じゃなくて対等な友人になったドラえもんがのび太の結婚式に参加してる画"やろがい!!!!クソボケーッ!!!!

 

・なんの話だっけ?ゴジラか。

 

・VFX、かなりよかった大満足。おはなし、シンプルに筋が通っててけっこう好み。人間の演出と演技、ちょっとクドいけど抑えてた方だと思う。以下ネタバレ。

 

 

 

 

 

 

 

 

〜以下、ネタバレを含みます〜

 

 

 

 

 

 

 

 

・冒頭からチョ〜〜いいね。

 

・デカい爆弾抱えたゼロ戦がガッタガタの滑走路に着陸するシーン、これだけで「腕はいいけど死に損なった特攻兵でござい!」って感じ。

 

・以降もちょくちょく登場する深海魚たちのビジュアルもキモくて良い。いきなり浮上して低圧になったから、口から内臓が全部飛び出てるんですな。ゴジラがすごい勢いで上昇するモンだから、いっしょに巻き上げられるんでしょう。

 

・投光器からのスポットライトでいきなりゴジラ登場。出し惜しみしないでいきなり大殺戮を見せてくれるのスゲ〜〜良かった(良かないけど)。陸に上がってきた海の巨大生物!ってカンジの質感・動きもステキ。ちょっと『ジュラシック・パーク』入ってた?

 

・あとここ、夜のシーンなのにスゲ〜明るくて見やすかったのが良かったですね。この後も全編に渡って、おなじみの"低予算とCGをごまかすために暗くする"みたいなシークエンスが皆無?だったのも評価したいポイント。ゴジラ出てくる時もずっと明るいし。

 

・噛みつかれて思いっきり遠くにブン投げられる兵士、ヘタに食われるとか噛み砕かれるとかより最悪でよかったな〜。

 

・邦画のVFXって"周りがメチャメチャ燃えてる時"の表現になると途端にCG丸出しになっちゃうのなんでなんだろ〜ね。まあご愛嬌(ていうか白組の癖?)ということで。

 

・今回のゴジラ、吠えてる時に首の横のエラ?みたいな部分が逆立ってヒゲみたいに見えるのがカッチョイーですな。

 

・「戦争もっと長引いてりゃなあ〜」みたいなこと言ってる小僧(山田裕貴)に敷島が詰め寄るシーン、サントラの切り方なんか変じゃなかった?敷島ブチキレてんのにまだホワホワしたBGMが残ってて……そういう表現?

 

・山崎監督、サントラの入りが早すぎることが結構あるのは悪癖だよな〜と思う。感動シーンのキメ台詞の前に感動っぽいBGMがもう始まっちゃってるの、この後も何度かある。

 

・艇長(佐々木蔵之介)、学者(吉岡秀隆)との新生丸チーム、良かったな〜。なんか昭和の作品ってこういうシンプルすぎるニックネームつけがちなイメージがある。実際そうだったんですか?フィクションでしか知らなくて……

 

・ちょっとケチつけるけど、ま〜〜時代とはいえ女性キャラが少なかったなー。いま作る映画で、2人(+1人)だけってなあ。そもそもこの映画、キャラの数そのものがかなり絞られてて、そこはけっこう評価したいポイントではあるんですけども。

 

・"母"の役割じゃない人がもう1人くらい入っててもよかったんとちゃうかなあ〜。学者のポジションとか、別に男じゃなくてもいいんじゃない?

 

浜辺美波の演技はすばらしかった。ザ・ヒロインなロールモデルのキツさはありつつ、"パンパン"という言葉への嫌悪を表した時の鋭さとか。

 

・敷島こと神木隆之介も、PTSD……というかサバイバーズ・ギルトに苦しむ復員兵を……ところどころ変な演出はありつつ……よく演じてたと思う。"叫ぶ"シーンに関しても、まあ叫ぶわな……という状況が揃えられてたし。

 

・やたら気絶しててちょっとオモロかったけど。

 

 

・…………思ったんだけど……山田裕貴と神木隆之介、……の方が……よく……ない……か……?

 

・あとは佐々木蔵之介かな〜〜。演技がちょっとクドいっていうか、ネッッ……チリしてるんだよね。自分はあのネッチリ感が好きだから全然よかったけど、"いわゆる邦画"っぽくてヤだ〜って人もいると思う。

 

・佐々木蔵之介、高校の先輩なんですよね。だからなんやねん。

 

・1946年、米軍による核実験・クロスロード作戦(ベーカー実験)で目覚めるゴジラ。なんかココめちゃめちゃダイジェストみたいになってなかった!?

 

・これたぶん、ゴジラは被曝した細胞傷害性のダメージ→超再生を繰り返してデカくなっちゃったんだよね。

 

・ここの核爆発ドカーン!!海面が吹っ飛んで魚が大量に!!とかも含めて、『永遠の0』『アルキメデスの大戦』を経て……の海の描写、ハリウッドに全然通用するレベルに仕上がってたと思う。CGもすばらしかったし、誰がどこで何やってんのか、が整理されててわかりやすいのも良かった。

 

・惜しむらくは字幕が小さくてゴチャッとしてたトコかな。普通にちゃんと洋画字幕みたいにしてくれる方が好み。

 

・マッカーサーの名前まんま出てきてちょっとビックリした。GHQ司令官、とか言ってボカすのかと……

 

・ソ連との関係悪化を懸念した米国の指示で、日本が秘密裏にゴジラを処理することに。自沈直前の高雄ほか、もろもろの兵器が一時返却される。

 

・このへんの理屈というか舞台設定……というか"ツッコミ潰し"も、若干力技ではありつつ筋が通っててよかったよ。

 

・回収した機雷で時間を稼ぎつつ逃げる新生丸。頭をヌッと出して泳いでくるゴジラから逃げ回るの、あんま見たことない気がする。コエ〜〜。

 

・で 高雄がギリギリ到着。このへんのバランス感覚がスゲ〜よかった。機雷は効かねえ!口の中なら……吹っ飛ばせはする!……けど再生が速え!(頭ごと吹っ飛ばせばイケる……か……!?を感じさせるCG具合がよかった!)……高雄の砲弾直撃ならかなりイケそう!…………と思ったら海中からの一閃で高雄轟沈!!!

 

・「あ、無理だコレ 無理無理!」ってちゃんと絶望できたのが良かった。

 

・高雄を沈め終わったら新生丸ガン無視ですぐ帰ったのはちょっとご都合だったけど……でもまあ、熱線を撃ったことでゴジラ自身の顔とか胸まで焼けただれてダメージを受けてた描写があったから ヨシ!!!

 

・今回のゴジラ、意思を感じさせるようなキリッとした目がカッコよさとかわいさ両方あってイイですね。平成っぽい目。

 

・「俺は特攻から逃げた人間です……」って典子さんに打ち明けるシーン、ちょっとなー。元・特攻隊員であることは、観客はこの時点で十分に知っちゃってるワケで。ここまでもうちょいボカして描いといた方が、このシーンがしっかり重くなったんじゃないかなあ。

 

・特攻からもゴジラからも逃げちゃった、ってことの強調ではあるんだろうけど。

 

・戦争で心を擦り減らしていた典子や澄子さん(安藤サクラ)が終戦〜復興に向かうにつれてどんどん明るくなっていったのはよかった。戦時下にあってなお他人のことを思いやれる人、であっても やっぱり心の余裕がないとトゲトゲせざるを得ないもんね。

 

・でもな〜。やっぱココ、女性キャラクターだけが"よき母"のロールモデルに収まっていくのと直結しちゃうんだよな。丸くなっていく偏屈ジジイみたいなやつが近所にいてもよかったのでは。

 

・ゴジラ銀座に現る。

 

・戦災そのものの象徴か、はたまた戦没者の亡霊か、ゴジラはいろんな解釈をされてきたけど 今回はどう読むべきかな〜。

 

・ゴジラは戦争で破壊されなかった建物を壊し・戦争を生き延びた人々を殺し……と見れば、敷島が悩まされた悪夢と重ねて"犠牲者たちの怨念"とも取れるかなあ。GMK(ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃)すぎるかな。

 

・あるいは国民それぞれが「自分の戦争は終わっていない」と考えていたであろうように、人間の起こした戦争そのものが残した傷跡の象徴とも取れる。

 

・自分としては、単に"ああいう生物"が破壊の限りを尽くしてるだけで、そこに何を見るかは(劇中のキャラクター含めて)あくまでゴジラと対峙する人間次第……くらいドライな視点も持ってたいなあ、と思う。

 

・乗ってる電車にバリバリ噛みつかれながら持ち上げられる場面、コエ〜〜〜〜。

 

・典子が手すりに掴まりながら飛び降りる場面、エメゴジ(ローランド・エメリッヒの『GODZILLA』)でトラック運転手の兄ちゃんが持ち上げられながらハンドルに捕まる場面のオマージュじゃない!?ちょっとビックリしたんだけど。

 

・それ以上にこないだ観た『デッドレコニング』まんまじゃねーか!と思って笑いそうになった。

 

・日劇の崩壊を間近で報道しながら、足元のビルをゴジラに破壊されるアナウンサー。これも初代『ゴジラ』(1954)で放送中にテレビ塔を破壊されるアナウンサーのオマージュですね。

 

・崩れていく建物を、その上にいる人の背中側からの視点で最後まで追いかけていくカメラワークまで全く同じ。イヤすぎる。

 

・逃げ惑う人々、みんな良かった(良かないが)ですね。それこそ平成ガメラみたいなゴア描写が明確にあったワケじゃないけど、かなり真に迫った演技と撮り方で。

 

・典子、川(江戸城の外濠?)に落ちたのに、なんでまた地上でゴジラから逃げる方向へ……

 

・ゴジラ、ハッキリ見える形では初の放射熱線お披露目。背ビレがガッコンガッコン開いていくのがカウントダウンのようで怖い怖い。

 

・えっ 橋爪功じゃん!!!

 

橋爪功じゃなかった!?!?

 

橋爪功さんですよね!?!?!?

 

・それはそれとして熱線発射。とっさに敷島をビル側へ押し込んだ典子がゴミのように吹っ飛んでいくの、めちゃめちゃエグくてビビった。あれ完全に原爆投下時の「塀の裏にいた方は助かったけど……」的なエピソードのやつだよね。

 

・出ましたっ!トロフィー獲得"冷蔵庫の女"!!

 

・あんまコレ指摘するのもちょっとイジワルっちゃイジワルかもしれんけども。なんとかならんかえ。

 

・ここで逆に敷島がブッ飛んで主人公交代!!!でもおもろかったかも。

 

・着弾地点にキノコ雲。とうとう「東京に3発目の原爆が」をやりやがった……という衝撃はやっぱり凄まじい。

 

・ダメ押しとばかりに降り注ぐ黒い雨の中で慟哭する敷島。いい叫びだった。

 

・いい叫びはいい叫びでちゃんとあるよね。

 

・……

 

・……あれ ゴメン

 

・そこからそっち方向に熱線撃った場合って……

 

・……その……

 

蒸発してない……?皇居……?

 

・……まあ……ええか!気のせいやな!うん!

 

・爆心地で放射線を調査してたハットの人、ゴジラ(1954)の田辺博士こと村上冬樹(滝藤賢一に似てる)ソッックリだったんだけど アレ誰!?

 

・1954版の序盤、大戸島でゴジラの足跡をガイガーカウンターで調査してるシーンと見比べてみてほしい。

 

・帰還兵が「俺の戦争は終わってないんだ!」って もうベタベタのベタだけど、テーマ的には筋が通っててよかったなー。そこにケリをつけるために元軍人たちがみんな参加する、っていう道筋もつくし。

 

・雪風の元艦長・堀田、田中美央さんじゃん!最近だとMCUでウォンの声のイメージが強いな〜。

 

谷口翔太さんもいたよね。巨災対の"厄介者"の人。またゴジラと戦うとは……

 

・ゴジラを倒すのは海神ワダツミ作戦。1954版のオキシジェン・デストロイヤー実験を彷彿とさせる水槽も登場。深海まで一気に沈めて・予備作戦として一気に引き上げて圧力差でブチ殺す、という理屈はかなり好き。

 

・思えば内臓が飛び出した深海魚もここへの伏線本来の意味か。

 

・がんばる民間企業・東洋バルーンの皆様。思えば1954版の主人公・尾形も"南海サルベージ"の社員だったように、当時は沈船撤去が一大ビジネス。この会社もそこに噛んでたのかな?パリッとした制服で揃えて羽振りよさそうだったけど。

 

・ロゴ入りグッズがほしくなる。出るだろうな〜。

 

・どんな戦闘機が出てくるかなあ〜と思ってたら「かなり特殊なやつで」ときたから オッ……震電か!?と思ったら震電が出てきてサイコ〜。

 

・「わずかな試作機が実践配備されていたそうで……」みたいなやつね〜。オタクそういうの大好き。ガンダムの外伝に出てくるオーバースペック機はだいたいコレだもんね。ロマンロマン。

 

・震電を特攻仕様に改造してほしい敷島、橘整備士(青木崇高)を探し出すため戦友たちに誹謗中傷を撒き散らす。ヤバすぎ。

 

・心が戦争に囚われてるとはいえ、うわっこいつヤバ!!!ってなっちゃう場面がたびたびあるんだよね、敷島。

 

・典子や明子をせめて田舎に逃がしてやれば……とかもさ。そもそも逃がす田舎の親戚なんかいないんだけど、他の言動がヤバすぎるせいで「なんで敷島は逃がしてやらないんだ!?」に見えちゃうというか。

 

・「戦争では生き残っちまった、今度こそ……」という玉砕覚悟の価値観を「一人の犠牲者も出さないことを誇りとしたい!」としっかり否定してくれてよかった。ここ肯定しちゃダメだもんね。

 

・しっかり否定……は しつつ、それでも死ぬかもしれぬ作戦に赴く覚悟はキメまくってる艇長・学者のおじさん組は良い場面だったなー。「この国はお前たちに任せたぞ……!」は……ちょっと……だいぶ……クサかったけど!!

 

・死地に赴く敷島、両親の位牌に目線だけ投げて家を後にする。急にめちゃめちゃスマートな演出でビビった。「行って参ります!」とか言い出すかと思ったマジで。

 

・海神作戦開始。海のCG、リキ入ってんね〜。駆逐艦のモデルもちゃんと4隻バラバラでいいね〜。

 

・ゴジラのテーマ。ちゃんと"人類がゴジラに立ち向かう"時のテーマとして使われている……!

 

・それはそれとして銀座上陸の時は"怖いゴジラ"のテーマとして使われていた……!

 

・あとエンドロールでは"キャラクターとしてのゴジラ"のテーマとしても使われる……!

 

全部使ってもうたらええやん……!という割り切りが……イイ!

 

・民間漁船が大集合アッセンブル。小僧はなんでこんな集められたの?とか あの数が無線で連絡してきたらもっとゴチャゴチャにならない?とか なんか夜明けっぽくてヤだな……とか いろいろ思うところはありつつ……

 

・山田裕貴の「行くぞてめーら!!!」(HiGH&LOW)感で全部許しちゃう!!!

 

・ついにゴジラを撃破。余剰エネルギーを放出しながらボロボロに崩れ落ちていくのがイイ。やっぱ再生能力持ちが死ぬ時の描写はコレだよな〜。

 

・え?け け 敬礼すんの?

 

・敷島が「許しちゃくれないってわけですか……」って言ってたように、ゴジラを戦没者たちの怨念ないし無念の象徴と見立ててるのかな〜。

 

・まあこの海神作戦そのものが鎮魂祭っぽい仕立てだし、余剰エネルギーも"成仏"っぽかったしな〜。敷島以外の作戦参加者たちだって、大なり小なり「生き残ってしまった」者たちなワケだしな〜。

 

・でも自分としては「人間の都合でゴメン!!!」の敬礼、の方がしっくりくるけどな〜。いや、たぶん前者だと思うんだけどサ。

 

・敬礼……敬礼かあ〜。いいシーンだと思うんだけどね〜〜。敬礼かあ〜〜〜〜。(フクザツ!)

 


・なんと生きてた典子さん。山崎おまえハピエン厨か!?

 

・と思ったらなんか首に黒い……アザ?か何かのアップ、海中に沈んだ肉片が増殖を始めてEND。

 

・……う〜〜〜〜ん……まあ……わかるよ、ゴジラのラストはさ。復活匂わせがお約束だし。うん。

 

・でも……う〜〜ん。今回、もういいんじゃない?

 

・バラバラにしたんじゃなくて、頭部を破壊して勝手にバラバラになったワケじゃあないですか。もう……いいじゃん!じゃあ!

 

・あと典子さんの首のやつさ〜。アレもどうなんでい(江戸っ子)

 

・単なる被曝の描写?それともゴジラ関連の何か?

 

・自分、"こういうタイプの"解釈が分かれるラスト、みたいなの あんま好きじゃないんですよね。

 

・解釈が分かれるんじゃなくて単に投げっぱなしじゃん!みたいな。この場面に不穏さを匂わせる意味ってありますか!?

 

・右目に包帯巻いてたのは1954版の芹沢博士オマージュなのかな。だからなんやねん。

 

 

・ま〜〜でも、全体的によかったです。ツッコミ所は多けれど筋が通ってて、ゴジラが暴れる映像が爆裂リッチだったってのがあるからね。全然全然。ノルマクリア成功だドン!

 

・公開前から危惧してたのは、やっぱり戦後すぐを描く……ってことで、いかに大日本帝国の精神性を否定しつつ・命を賭ける人間たちのドラマをやれるか……って点だったんだけど。ここもまあ〜ノルマはクリアかなあ。

 

・でもな〜〜。戦争行為そのものの愚かしさまで描くには至らなかった、というか……これだと「我々が生きるために敵を殺すぜ!」のラインが成り立っちゃう、っていうのはあるよな〜。

 

・……でも〜〜しょうがねえんだよな〜ココ。ゴジラが出てきてカッコいい戦艦と戦闘機で殺す映画なんだもんな〜。ようやってたと思います。

 

 

 

・あとゴメン 敷島の被曝は……?