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【旅行記+ガイド】ディズニーワールド見聞録 その2〜ハリウッド・アニマル編

2023年3月末、米・フロリダにあるウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートに行ってきました。

 

この記事は全3編中の2番目になります。

その1:出発準備からホテル到着まで はこちら

 

以下、旅行中の手記にいろいろ追記・編集したもの。これから行かれる方へのアドバイスやガイドも、できる限り取り入れていくつもりです。


23年3月21日 旅行1日目


・おはようございます、6時20分です。

(前日?の就寝時刻は6:00)


・6時半にフードコートがオープンするので、部屋から移動しながら文明の利器・モバイルオーダーでベーグルサンドを注文する。7ドル。

 

・宿泊棟からフロント棟までの道を歩くとウサギが出てきた。やはり国が違うと野生動物も違うなあ、と思う。

 

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・そのまま始発のバス(6:40)に乗って、車内で食べながら移動。


・金色のホイル紙に包まれたベーグルサンドをかじる。ちょっとビックリするくらいウマい。

 

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・ベーグル……ベーグルかあ。別に……わざわざ食わんかな……くらいのイメージだったが(ベーグル好きな人ゴメン)、表面がパリッパリに焼かれており、内側はモチモチ。カリカリのベーコンと濃厚なアメリカンチーズに、薄味のタマゴ焼きがちょうどフワフワした食感で絶妙に合う。かなり値打ちがあった。


・あさ7時前、まだ真っ暗なハリウッドスタジオに到着。映画文化や映画制作をテーマにしたパーク。

 

・バスターミナルや受付などのデザインは、全体的にオールドアメリカンな仕立て。カラーリングも洒落ている。

 

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"テーマパークのゴミ箱"があった。まるで旧友と再会したような気分になる。

 

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・日除けハットを目深にかぶり、青い不織布マスクと青い手袋を身に付けた清掃員さんがゴミ箱に袋を設置していた。一瞬『スター・ウォーズ』のキャド・ベインが掃除を……!?と思ってビックリした。


・ゲート前からロープウェイが通っている。ちょっとお高いリゾートホテルや、他のパーク(エプコット)にはコレで直行できるらしい。

 

・少し歩いて入場ゲート前に到着。ほぼ先頭だが、どんどん後ろに列が伸びていく。


・7時ちょうど。スター・ウォーズの超人気アトラクション、ライズ・オブ・レジスタンスのILL(前回の記事に出てきたファストパス)を予約する。10時の回に決定。


・同時に、次いで人気のトイ・ストーリーのアトラクション、スリンキー・ドッグ・ダッシュをジーニープラスから予約。12:30の回。


・本オープンは8時半、アーリーオープンは8時の予定だったが、実際はあさ7時半からアーリーオープン。このへんは日本のテーマパークと同じ感じ。


・キーカードをゲートに通し、荷物検査(けっこう厳重だった!ガッツリ中身も出さされる感じ)を受けてパークにイン。


・加速装置を起動。ダッシュ(と言いつつ、実際は当然早歩き)でスター・ウォーズのテーマエリア、ギャラクシーズ・エッジへ。入口から入って左へグイーッと回る。


・ハリウッドスタジオは、実はそんなに広くはない。ちょうどUSJと同じ面積、くらいの感覚。


スター・ツアーズ前を通過。バカでかいAT-ATがビームをピキュンピキュン撃っていた。

 

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・実物大……ではないと思う。それでも10メートルくらいはあったけど。


・撮影セットと見紛うようなクオリティのスター・ウォーズエリアに到着……しつつ、脇目もふらずアトラクションへ直行。待ちナシで入る。


・いかにもレジスタンスっぽい格好のキャストたちに導かれつつ、穴蔵のような洞窟のようなレジスタンス基地内へ。


・ライフルやグレネード、フライトスーツなんかが吊ってある武器庫を通過する。


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・レジスタンスの基地にある"あのディスプレイ"もあった。テンションが上がる。


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BB-8の待つブリーフィングルームに入ると、レイからホログラム通信が入る。新兵である我々をレイア・オーガナ将軍の待つ基地へ合流させるため、シャトルに乗せて護衛のポー・ダメロンやナイン・ナンと共に飛ばすとのこと。

 

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・輸送シャトルに乗り込み、いざハイパースペースへ……というところで、ファースト・オーダーのTIE軍団に急襲を受ける。


・シャトルはあえなくトラクタービームに牽引され、我々は捕虜として巨大戦艦スター・デストロイヤーの内部へ……

 

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・以降はキミの目で確かめよう。


・最新のアニマトロニクス(ロボット)や視覚効果はもちろん、とにかく規模がデカくて体験時間も長い、大満足のアトラクション。


・体験後、次のアトラクションに向かいながらエリアを散策。


・"ギャラクシーズ・エッジ"のエリアは、その名の通り銀河の端っこ……にある惑星"バトゥー"にある入植地、"ブラック・スパイア・アウトポスト"という設定。


・バトゥーはハイパードライブ航法が発明されたことで過疎化し、賞金稼ぎやら反乱軍やら犯罪者やら……が集まるようになり、また繁盛しだしたという。なんとも世知辛い。


・朝イチはみんなアトラクションに吸い込まれていくので、エリアやショップはガラガラで写真も悠々撮影できる。

 

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・基本的には続三部作(7〜9)の時代、という設定なのでファースト・オーダーの臨時基地とかもあるのだが、そこからちょっと離れた側(ちょうど この写真を撮った商店街の近く)には『マンダロリアン』のキャラクターたち(時代的には6〜7の間も現れるとか、現れないとか……


・我らがミレニアム・ファルコン号が停泊しているエリアに到着。たぶん……実物大?だと思う。こちらも貸し切り状態で写真も撮り放題。

 

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・東京にもあるスター・ツアーズの、続三部作バージョンのコースで追加されたエンディングで来るのがちょうどこの場所。やっと来られた。


・ファルコン号の後ろ側にある建物から入れるアトラクションが"ミレニアム・ファルコン スマグラーズ・ラン"。これも待ちナシ。


・建物はファルコンの後部をグルッと囲む形になっているので、キューラインからは作り込まれたファルコンの背部ディテールをじっくり観察できる。まずは下から見上げる形。

 

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・スロープを上がり、2階のキューラインからは大きな窓越しにファルコンの天面が見える。模型ファンでなくともさすがに感動。

 

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・スマグラー(密輸業者)であるオレたちは臨時のクルーとして雇われ、ファルコン号を操縦してファースト・オーダーからコアクシウム(ハイパー燃料)を強奪する任務に就くのだ。


・雇い主はもと宇宙海賊の実業家、ホンドー・オナカー(『クローン・ウォーズ』に登場)。反乱軍のチューバッカと取引し、補給物資を提供する代わりにファルコン号を借りたとのこと。


・おなじみのファルコン号の通路を抜けると、デジャリック(ホログラム・チェス)のテーブルがあるあの部屋へ。待ち時間がある時は、ここでゆっくり写真など撮りながら待てるらしい。

 

(写真撮ってなかった)


・よく見ると奥の棚に、ジェダイ修行セットのボールと目隠しヘルメットがしまい込んであった。


・船を実際に操縦するパイロット、攻撃を担当するガンナー、シールドを張るエンジニアがそれぞれ2人ずつ、計6人でチームを組まされて乗船する。この時はガンナーを担当。


・いよいよファルコンのコックピットに乗り込み……この先はキミの目で確かめよう。


・さて乗り終わって、まだ8時半。


・スリンキー・ドッグ・ダッシュに移動しようかな、と思いつつアプリを確認すると、すでに40分待ちの表記。朝イチ組がワッと行ったのだろう。


・スマグラーズ・ランがまだ10分待ちだったので、即おかわり。


・こういう攻略系のアトラクションはだいたいエンディングが分岐するので、調べてみるとやはりそうらしい。


・誰と乗っても全然楽しめるアトラクションではあると思うが……せっかくなら大成功させたいところ。ちょうど一回目にも近くで見かけた家族(インドから来たらしい)がおかわりしていたので、よかったら一緒に攻略しませんか、と声をかけてみる。


・みんなスター・ウォーズの服を着たやる気マンマンのファミリーで、すぐ快諾してくれた。


・まあ、結果は全然うまくいかなかったが(お母さん、ボタン連打してただけだった……)みんなでワーキャーはしゃぎながら乗って「May the force be with you!」で別れられたので、まあ……いいか!


・あさ9時。10時にライズ・オブ・レジスタンスに戻ってこなきゃいけないので、近辺を散歩することにする。


・ゲストリレーション(案内所)アトラクション翻訳ヘッドホン(Ears to the World)を無料で借りられる……という情報があったので借りに行ってみたが、もう残っていなかった。


・というより、サービス自体をもう縮小していっているらしい。パーク内で使っている子供を見かけたが、確かにゴッツいヘッドホンで取り回しは悪そうだった。


・アプリがいろいろ機能強化中みたいなので、もしかしたら将来的にそっちに機能が追加されたりするのかも?


・ショップを巡ってみる。スター・ツアーズの近くにあるお店は"『スター・ウォーズ』のショップ"なので、キャスト陣のサインが飾ってあったり、「スター・ウォーズ」って大きく書いてあるグッズ……とかがいろいろ売っている。ミッキーの耳とか。

 

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・対して、ギャラクシーズ・エッジのショップは"惑星バトゥーにある店"なので、あくまで世界観に合わせたアイテムしか売っていない。


・もちろん、よく見れば版権表示なんかは入ってるのだが……なんともたまらないラインナップが揃う。


・商店街にある店では、ジェダイやシスの衣装を売ってたり……シリーズに登場した動物のぬいぐるみや、ちょっと動くアニマトロニクスを売ってたり。


・ファースト・オーダーの店では、プロパガンダっぽいバッジや旗、手錠や制服、トルーパー・アーマーのフルセットなんかも売っていた。


・一番スゴかったのが、ドク=オンダーの骨董品店。アイソリアン(頭がT字型になってる種族)の店主に迎え入れられると、古代から現代までの伝説のアイテムがゴロゴロ売られている店へ。

 

(写真……撮ってない!!!)


・とにかく品数が……それも、明らかに限定品とわかるアイテムの多さに圧倒される。


・伝説の戦士たちのライトセーバーはもちろん、セーバー用の持ち運びバッグ、パダワンの三つ編み髪飾りに訓練用ライトセーバー、カイバー・クリスタル、ヨーダの杖やネックレス、ホロクロン、ナブー女王の冠、歴代のマスターたちの胸像、ジャバ・ザ・ハットのアジトの壁画の一部、コムリンク、帝国のIDカードに階級章、シスのオベリスク……その他、もろもろ。


・『バトルフロント2』に登場し『最後のジェダイ』でも重要なファクターとなるのでは……!?と予想されたスター・コンパスも売っていた。結局何だったんだ。


・旧共和国や新共和国のクレジット、マンダロアの通貨、『マンダロリアン』1話に出てきたカラマリ・フランまで売っていた。


・せっかくなら劇中アイテムを……と思い、帝国のクレジットセットを友人へのおみやげに購入。


・本当はカムトノ・ケース……『帝国の逆襲』で逃げるモブ市民が抱えていた小道具で、市販のアイスクリーム・メーカーそのまんまだったことからカルト的な人気になり……その後『マンダロリアン』で「実は貴重品を運ぶケースだったのだ!」と再定義されたアイテム…‥.を買って帰りたかったが、なんせ実物大のバケツくらいあるサイズだったので断念。


・でもな〜〜〜〜。電池式で、スイッチを順番に押してフタを回転させて開く……がマジでできるギミックつきで……しかも45ドルの破格だったんだよなあ。機内持ち込みでガンバればよかったな〜〜といまさら後悔。友人よスマン。


・『マンダロリアン』の旧作要素の取り入れ方のクレバーさを体現したようなアイテムでもあるし、返す返すもコレは入手しておきたかった。


・店から出ると、ファースト・オーダーのストームトルーパーが二人連れで練り歩いていた。

 

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・ギャラクシーズ・エッジでのグリーティングは、他のエリアと違って世界観が徹底されており……キャストもみんな、バトゥーに生きている住民として振る舞う(と言っても人間なので、困ってたりすると普通に助けてくれるが)


・あさ10時。ライズ・オブ・レジスタンスを再び楽しむ。


・やっぱりアトラクションは2回乗っておきたいな、と再確認。1回目でビックリ、2回目でじっくり楽しみたい。


・初回はとにかく圧倒されたが、2回目は造形や動作の作り込みを堪能しつつ楽しめた。ホログラムやビームの表現なんかも、仕掛けはわかりつつ……わかった上で、いやスゴいことやってるな!?という驚き(コレこそエンターテインメントの真髄だと思う)があった。


・外に出ると巨大な毛むくじゃらの影。ちょうどレイとチューバッカが会話しながら歩いていた。散歩しつつ、そこらに並ぶドロイドや戦闘機にリアクションしつつ、たまにこっちに反応してくれる感じ。

 

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・アプリで見ると15分待ちだったので、おなじみ"トイ・ストーリー・マニア!"へ移動。入口ゲートやキューラインは日本の方が立派な気がする。


・内容はまあ、英語音声である以外は日本と同じ。でもこーいうのをやり込むの好きなんです。


・2回連続でプレイ、40万点に届かないくらい。腱鞘炎が確定する。


・アトラクションの入口前には、明後日(23日)にオープンするバーベキュー・レストランの建物が完成していた。オモチャになった体験ができるとの触れ込みで、食べてると部屋にアンディが戻ってきたりするらしい(ので、全員ピタッと止まらなきゃいけない)。楽しそう。


・11時。本オープン時間(9時)から2時間経ったので、ジーニープラスの予約2つ目ができるようになる。もっかいファルコン乗っとくか


・昼食のため、スター・ツアーズのすぐ隣にあるバックロット・エクスプレスへ。コカ・コーラがスポンサーになっているアメリカンレストラン。


・プルドポークバーガーやキューバサンドを横目に、テリヤキチキンボウルをオーダー。いっちょ試してみるか、という気持ち。

 

・たとえばカリフォルニア・ロールなんかの、異国の地で独自の進化を遂げた日本食は……よくバカにされがちだが、アレはアレで面白い。現地の文化に合わせた工夫と努力には敬意を払いたいし、そもそもアレがダメならカレーライスやラーメンはどうなんだ、だし。


それはそれとして腰を抜かすほどマズかった。例えるなら、舌が痺れるほどしょっぱいソースの海。


・まあ……味覚の違いか……と思っていたら、横に座っていたイタリア語を話すファミリーのお母さんも一口食べて爆笑しながら残していた。単にハズレのメニューだったらしい。


・ここはドリンクもセルフサービスなので、レジで紙コップを買えば無限におかわりできますよ、とのことだった。どこも飲み物は高いので、ありがたいサービス。


・水筒にガンガン入れてる客もいたが、見なかったことにした。


ファンタオレンジとか、なつかしの真っ青なスポーツドリンク、"パワーエイド"……確かむかし日本でも健康飲料として出てて、永ちゃんがCMをやってた気がする……がラインナップに並んでいて、とても楽しい。


・ファンタオレンジ大好き。アメリカのは日本のと違い、濃くて透明度の高いオレンジ色。甘酸っぱさより甘さが強かった。


・休憩しつつ、気になる軽食スポットやアトラクションを回る計画を立てる。今回はレストランを予約していない&屋台フードみたいなのが大好きなので、いろいろ見ながら期待を高めていく。


・ジーニープラスで12:30に予約していたスリンキー・ドッグ・ダッシュに向かうため、再びトイ・ストーリーのエリアへ。


・道中、"マペット・ビジョン3D"のシアター前にジェラート売りのカートを見つける。オイオイいきなり地図に載ってない店が来たぞ。

 

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・こういう偶然の出会いも屋台フードの醍醐味なのだ。聞けば、去年の末から新しくオープンしたとのこと。


・チョコミントとクッキー&クリームのダブルをオーダー。8.75ドル。

 

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ウ ウ ウ ウマ〜〜〜〜〜〜い!!!!!!


・ブッ飛ぶウマさ。おでかけ中にアイスクリーム屋を見かけたら必ず食うくらいにはアイス好きの自覚があるが……正直 オールタイム同率1位に並ぶくらいウマかった。なんじゃこりゃあ!?


・明らかに高脂肪乳のネットリ食感ながら後味はキレがよく、良い材料を使っているのはわかる……が……それにしてもウマすぎる。


・帰国後に調べたが、ディズニー・スプリングス(この後で行くショッピングモール)にある"Vivoli il Gelato"がやっている支店らしい。こっちも行けばよかった。


・さてスリンキー。アンディが裏庭に作ったおもちゃのコースを駆け抜けるコースター。

 

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・実にトイ・ストーリーっぽい雲だ(それは偶然)


・キューラインにはレックスやスリンキーが入っていたであろうパッケージが転がっていたり、アンディが描いたコースの設計図が貼ってあったりして面白い。

 

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・全然怖くない(子供でも楽しめるレベル)ほのぼのコースターではあるものの、にぎやかにフワフワ動いて妙に楽しかった。


・続いて、3回目のファルコンに搭乗。通路や映像をじっくり楽しむ。


・このアトラクション、なんだかんだパイロット2人(それぞれ上下・左右の動きを担当)のポジションが重要。襲撃してくるTIEを撃ち落とすにしても、敵機のケツにしっかりつけられる腕が要るし。


・あと、ハイパースペース・ジャンプを自分で起動できるのも楽しすぎる。


サーマル・デトネーター(手榴弾)型のペットボトルに入ったダイエットコークを買う。普通のコカ・コーラとスプライトの3種類で、これもギャラクシーズ・エッジ限定品。道端の屋台で売っている。

 

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・そういえば、日本ではコカ・コーラ ゼロの登場に合わせてフェードアウトしたが、こっちではコーラゼロ(黒)ダイエットコーク(銀)が現役で両方売っている。どっちもカロリーゼロながら、味が若干違う。


・先発のダイエットは甘さを抑えめにした(まあ甘いけど)健康志向の商品で、後発のゼロはあくまで"ゼロだけどコカ・コーラ"を目指したキリッとした風味。飲み比べるのも楽しい。


・"スター・ウォーズ ローンチ・ベイ"に行ってみる。ギャラクシーズ・エッジとは別のエリアにある施設で、ミニシアター・模型や小道具の展示・キャラクターグリーティングがまとまっている。


・入口前は広場になっており、『マンダロリアン』シーズン3のポスターや垂れ幕が出ていた。続三部作の公開時には、ちょっとしたイベントとかもココでやってたりしたらしい。


・広場の脇には、"ディズニー・ジュニア・ダンスパーティー"のシアターと2ヶ所のグリーティングコーナー(外壁が奥まっているような形で、日陰になっている)があった。ディズニー・チャンネルでやってる子供向けアニメのスターたちが登場するショーらしい。


・グリーティングにいたのは『ドックはおもちゃドクター』のドックと『バンピリーナとバンパイアかぞく』のバンピリーナ。あとなんかプルートも立っていた。


・キッズが大〜〜喜びで写真を撮ってもらっていた。ああいうのを見られるだけでもテーマパークは楽しい。


・あんま見てるとキショいのでほどほどに。


・さてローンチ・ベイ。シアターは調整中でクローズしていた。本来ならちょっとしたメイキングムービーが観られるらしい。


・コンセプトアートやポスター、TIEやX-ウィングやスレーヴⅠの模型、レイの衣装や実物大のスピーダーなんかがギッシリ展示された小さなホールに入る。これだけでも"スター・ウォーズ展"として満足できるレベル。


・空いててエアコンが効いているので、チラホラいる人はみんな休憩中(この後も、屋内の展示施設はどこもこんな感じだった)


・この時はダース・ベイダー、チューバッカ、BB-8のグリーティングをやっていた。どれも待ち時間10〜15分。


・ベイダー卿と写真を撮ろうと思ったらちょうど待ち時間が20分に変わったので、ウ〜〜ン……また来るか!と思い退却。


・おみやげショップをいろいろ見て回る。おなじみのミッキー耳も、見たことないデザインがショップによって全然違うラインナップで並んでいた。


・どこのショップに入っても、ピンバッジが多い多い。というのも、海外のパークではピン・トレーディングが盛んなのだ。


・ネックストラップ(よくある平べったいヒモのやつ。これもいろんなデザインが売っていた)に自慢のピンを並べて刺し、ゲストどうしやショップの店員、キャストともトレードしていた。


・パークの道端には、たまにトレード用のコルクボードも置いてある。ひとつ取ってひとつ残していくルールらしい。


・一部が回転したり扉が開いたり、いろんなギミックがついたピンバッジも多数あった。こういうのイイよね〜〜。


・『アナと雪の女王』のショー、"フローズン シング・アロング・セレブレーション"を観る。


・「シング・アロング」とついているショーはいろいろあるが、基本的には子供向けの「いっしょに歌おう」的な要素が強い。ついていないものはもうちょっと本格的な舞台劇寄り。


・アレンデール王国の語り部ふたり(ボケ役とツッコミ役)が『アナと雪の女王』のストーリーをおさらいしつつ、劇中の名曲を歌詞が映し出されるカラオケ仕立てで歌う。途中、アナやクリストフも登場。


・ラストはエルサも登場し……細かい演出はネタバレのため割愛するが、正直ナメていた。子供も大人もみんなで歌いつつ、ド派手な演出で〆。けっこう感動する。


・15時。"インディアナ・ジョーンズ スタント・スペキュタクラー"を観る。またスター・ツアーズ(と バックロット・エクスプレス)の近く。水分補給は大事。


・謎の遺跡で松明を燃やし、数々の罠に追い詰められるインディ、大きな岩の球が転がってきて……あわや!という所で「カット!」の声。巨大な壁がズズズと開き、バザールのセットが現れる。


・このショーはインディの危険なスタントやアクション……の 段取りやギミックの解説を聞きながら楽しめる実演ショーなのだ。


・町を縦横無尽に駆け回るチェイスや格闘シーン、ガスや火薬を使った本物の爆炎などなど、大迫力のスタントを楽しむ。かなり大規模なセットの美術も面白い。


・続いて最新アトラクション"ミッキーとミニーのランナウェイ・レイルウェイ"へ。


・ハリウッドスタジオの中心、ロサンゼルスのチャイニーズ・シアターを模した建物がそのままアトラクションになっている。


・チャイニーズ・シアターの前庭にあるスターたちの手形足形も再現……というか、こっちはこっちで、過去にパークを訪れたスターたちのものが残されている。


・ちょうど『ロッキー』にまつわるコラムを書き上げたところだったので(前回の記事)、1990年に『オスカー』を撮影していたスタローンが残した手形を見てジ〜ンとくる。

 

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・チャイニーズ・シアターで上映されるミッキー&ミニーの短編映画のプレミアに来たところ、突然スクリーンが爆発。お客である我々はグーフィーの運転する機関車に乗り込み、ハチャメチャなカートゥーンの世界の中へ……というストーリー。


・最新のアニメシリーズ『ミッキーマウス!』(ディズニープラスでも配信中)をテーマにしたアトラクション。同作は古き良きカートゥーンらしい何でもアリなドタバタ劇で、フラットでピュンピュン動きまくる絵柄がカワイイ。


・ピクニックデートに浮かれるミッキーとミニーが「誰にもぼくらを止められな〜い♪」と歌いながら、火山やら深海やら竜巻やらの中をへっちゃらで駆け回る。視界のあちらこちらでいろんな事件が起こっているので、何回乗っても楽しめそう。

 

Nothing Can Stop Us Now

Nothing Can Stop Us Now

  • Mickey & Minnie
  • チルドレン・ミュージック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes


・と ここでトラブル。アトラクションが運行中に止まりまくる。


・アプリで1日見てる限り、さっきのスリンキーとこのレイルウェイの2つがやたら"Temporarily Closed"(一時停止中)と表示されていた。


・まあなんか……そういう時もあるだろうと思い、これはこれとして楽しむ。


・ちなみに、もしジーニープラスやILLで予約している時間にアトラクションが停止すると……


・ジーニープラスでは、他のジーニープラス対象アトラクションのどれでも予約し直せるパスがもらえる。一度乗ったやつでもまた予約できるらしい。元のアトラクションが再開すると、当然それも予約し直せる。


・かつ、他のジーニープラス予約ともカチ合わない(2時間ルールの適応外)。うれしい。


・いろんなレビューを調べてると、この対応も時と場合によって変わるようなので注意。


・アトラクションを指定して買うILLの場合、その日ならどの時間でも使えるパスがもらえる。もしくは返金も可能。


・で レイルウェイ。止まっている間、内部のいろんな装飾の造形や動きをじっくり楽しむ。思わぬラッキー。


「もうすぐ動くから待っててね!」みたいな、ミッキーとミニーの専用ボイスがちゃんと収録されている(東京でもあるよね)。4種類くらい聴けた。これも予想外のラッキー。


・と言いつつ、まあ……止まりまくったので、また改めて乗れたらいいなあ、と思いつつ次のアトラクションへ移動。たぶん入口でこの旨を伝えれば乗り直せたとは思うけど。


"ウォルト・ディズニー ワン・マンズ・ドリーム"へ。東京のパークのショーとは名前が同じだけ。ウォルトの生い立ちからディズニーの設立、パークの模型やアニマトロニクス開発の歴史が展示されている。


・世界最初のヒト型オーディオ・アニマトロニクスとされるリンカーン大統領も展示されていた。ちょっと不気味だが歴史の重みを感じる。


・しかし、アニマトロニクスの歴史……という観点で見ると、このリンカーンからサルや恐竜や宇宙生物やロボットにまで進化していったワケで、なんとも不思議な感覚になる。


・奥は『モンスターズ・インク』のサリーとグリーティングができる施設になっていた……なんでサリー?と思って尋ねると、時期によっていろんなキャラクターが交代するらしい。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーがいた時もあったとか。


・もう16時過ぎ。トイ・ストーリーのエリアに戻り、"エイリアン・スワーリング・ソーサー"へ。

 

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・おなじみ東京の"ベイマックスのハッピーライド"と全く同じ動き……というか、ガワが違うだけで同じマシン。


・身体がガンガン横に吹っ飛ばされてぶつかりまくるのが楽しい……何度乗っても思うが、これホントに楽しいか?

 

・自問自答するが、やっぱり楽しい。なにが楽しいのかはよくわからん。


・スリルのあるライドといえば、エアロスミスの楽曲に合わせて駆け回る"ロックンローラー・コースター"……があるのだが、残念ながら滞在中はずっと調整中だった。


・いざ"トワイライトゾーン・タワー・オブ・テラー"へ。世界で最初にオープンしたのがこのパークのものらしい。

 

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・ストーリーは東京のものと全然違い、ハイタワー3世もシリキ・ウトゥンドゥも出てこない。テーマになっているのはアメリカの超人気ドラマ『トワイライト・ゾーン』……邦題は『ミステリー・ゾーン』


・『世にも奇妙な物語』や『ウルトラQ』の原型となった一話完結のミステリードラマ。


・原型というか……まあ……ほぼパクリっていうか……


・……そういった換骨奪胎がエンタメ史を作り上げてきたので、みなまで言うまい。


・こちらのタワテラは、そんな『トワイライト・ゾーン』のいちエピソードの中に入っていくようなコンセプト。


・ある嵐の夜、ハリウッド・タワー・ホテルを雷が直撃。その時、5人の客が乗っていたエレベーターのワイヤーが切れて落下する事故が起こったが……中にいたはずの客たちは、忽然と姿を消してしまったのだった。


・ロッド・サーリングによるおどろおどろしいナレーションとおなじみのテーマソングをバックに、新たな客たちがエレベーターへと導かれていく。

 

テーマ1 (「ウルトラQ」メインテーマ)

テーマ1 (「ウルトラQ」メインテーマ)

  • 宮内国郎
  • サウンドトラック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes


・おっと、こっちの曲じゃなかった。

 


・以降はキミの目で確かめよう。


・正直「言うても動きは一緒でしょ〜?」くらいに思っていたが、完全にナメていた。本当に五次元のトワイライトゾーンに叩き込まれるかと思うほど。


・アトラクションを出たところにあるアイス屋さん"ハリウッド・スクープス"でブラウニーサンデーを注文する。


・アチアチのブラウニーにヒエヒエのバニラアイス、そこに生クリームをモリモリかけてチェリーを載せたもの。実にアメリカ的なデザートである。

 

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・温冷のコントラストを楽しむため、かっこみながら食べる。賞味期限は5分。残ったドロドロを混ぜて食うのもうまい。


・ところでこの時、ディズニーワールドは開園50周年のセレブレーション中。ちょうど3月末で終了とのことで、すべりこみセーフの形だった。


・パークのあちこちに"ファブ50"として、50体のキャラクターたちを模った金色の像が飾られていた。前に立つと、ちょっとしたセリフや音楽が流れる仕組み。

 

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・『Mr.インクレディブル』に登場する氷結系ヒーロー、フロゾンと写真を撮る。カッコイイんだよね〜〜。

 

アイツはフロゾン~フロゾンのテーマ

アイツはフロゾン~フロゾンのテーマ

  • マイケル・ジアッチーノ
  • サウンドトラック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes


・宝石強盗と勘違いされてあわや発砲しようとする白人警官をスマートに無力化するシーンなんて、いま見るとまた違う文脈のクールさがある。


・BB-8とR2-D2の像も並んでいた。よく見るとBB-8はライターで親指(?)を立てている場面。

 

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中指を立てているのではないか、という説もある。


・めぼしいアトラクションは乗ったので、パークを適当に散歩しながらショップなどを覗く。


・ギャラクシーズ・エッジのトイレに行ってみる。実に"それっぽい"デザイン。


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・このエリアでは世界観が徹底されている……と先に書いたが、キャストが話している言語も正確には英語ではない。スマホは"データパッド"と呼ばれるし、水飲み機は"ハイドレーター"、トイレは"リフレッシャー"だ。


・ふたたびファースト・オーダーのトルーパーを目撃する。

 

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・他のエリアではキャラクターグリーティングの登場時間がアプリの画面に表示されているが、ギャラクシーズ・エッジでは登場するキャラクター一覧のみが表示される。会えるかは運なのだ。


・とは言っても、だいたい毎時くらいには登場していた印象がある。トルーパーに至っては、何回すれ違ったか覚えてないくらいず〜っといた


スーベニア・ペニー、あるいはペニープレスを試してみる。日本のテーマパークでもおなじみの、おみやげコインの自動販売機。

 

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・本来はペニー(1セント)硬貨と料金を入れると、硬貨を金型で押し潰しておみやげコインにしてしまう恐ろしいマシン。


・ホテルでもパークでも多数設置されていて、仕様はほぼすべて同じ。多言語対応タッチパネルの案内に従い、1ドル紙幣を入れるとどれでも1枚、5ドルを紙幣かカードか電子マネーで払うと全8種がすべて手に入る。

 

・ので、1ドル紙幣は大量に持っていくのが吉。チップとかにも使えるし。


・このタイプのおみやげコインが大好きなので、"5ドルで8枚"には心が揺さぶられたが……せっかくなので、一番気に入ったデザインの1枚を各所で集めていくことにした。


・19時すぎ。きょうは早めにパークを離脱し、ショッピングモールであるディズニー・スプリングスに向かうことにした。


・せっかくだから無料のバスで行こう、と思い、スカイライナー(ロープウェイ)に乗り込む。パークからスプリングスは直接繋がっていないので、一旦近くのホテルまで移動する必要があるのだ。

 

・各ゴンドラの外側には日除けを兼ねたラッピングがされており、ゴンドラごとに異なるデザイン。ディズニーやマーベルやスター・ウォーズのキャラクターたちが、ゴンドラから外を覗いたり、身を乗り出したりしている。かわいい。

 

・ゴンドラからは、地平線まで埋め尽くすような駐車場が見えた。何百台あるのだろう……

 

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・ゴンドラに揺られ、ちょっとお高めのホテル"カリビアン・ビーチ・リゾート"に到着。巨大な湖をカリブ海に見立てた、いかにもリゾートらしい景色が楽しめるホテル。

 

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・フロリダはとにかく日が長いので、もう20時前なのに日が暮れだしたところ。涼しい風が気持ちいい。

 

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・なんか看板がポツンと立ってるので、よく見ようと思って近づいてみる。

 

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・なんだなんだ。


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・大急ぎで離れた。

 

 

・まあ……野生動物がのびのび暮らしてるのは、いいことである。

 

・だだっ広いホテルの駐車場を5分くらい歩き、バス停へ。

 

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・散歩に慣れてるからなんとなくで辿り着けたけど、たぶんコレすげ〜迷うので パークからUberでサッと行くのがオススメ。

 

・バスでディズニー・スプリングスに到着。東京で言うところのイクスピアリみたいなイメージだが、実際はアウトレットパークっぽい雰囲気。全部が全部デカいけど。

 

・どのお店も23時まで開いていたので(もっと日が長くなる季節は、もうちょっと遅くまで開くらしい)いろいろ見て回る。

 

・ZARAとかH&Mとか、おなじみのファストファッションもいろいろ揃う。中は思ったより日本そのままで、逆に ガンバって輸入してくれてるんだなあ……と思う。

 

・ユニクロもあった……けど、全部XLまでしかない!!!アメリカXLなので、たぶん日本のXXL相当だろうけど。

 

・ディズニーでは、マジでどこのおみやげショップに入っても、XSからXXXL……これもアメリカサイズなので、日本で言うとXXXXLか……まで取り揃えてあった。

 

・私は別に日本XL、ゆったりめだとXXLで着られるからいいんだけども。アメリカで商売するならもうワンサイズは欲しいよキミ!(誰目線?)

 

・一日歩きまくって足もグデグデに疲れたので、ホテルで夕食をとって早めに寝ることにする。帰投!

 

・帰りのバスで、アメリカという国における多様性の在り方について考える。

 

・まあ……いろんな概念が変化の過渡期を迎える現代、"正解"が何かはまだわからないとして、やはり超多民族国家・アメリカという地は、いろいろ考えるきっかけにはなる。

 

・空港なんかでも思ったが、たとえば服のサイズひとつ取っても……「ご用意しております」とかじゃなく、当たり前にドーンと置いてある。

 

・入国審査場で職員が着けるゴム手袋も、XSからXXLサイズまでの箱が壁にズラッと並べて設置してあった。

 

・ということは、それだけ手の大きさが違う職員が入れ替わり立ち替わり同じカウンターで働いているということだ。

 

・パークでは、レンタルの電動車椅子に乗ったお客がそこら中にいた。ショップやアトラクションの通路も、ほぼすべて(小さなショップでも!)車椅子に乗ったままスイスイ通れるような設計になっている。

 

・それも、別に乗る必要がなさそうな……というと言い方は悪いが、全然スイスイ歩ける人から、脚に痛々しいボルトが固定されたままの人まで、誰でも普通に車椅子に乗りながら楽しんでいる。「乗りたきゃ乗ってもいいんじゃあないの」という感じだ。

 

・キャストに至っても、手足や感覚器に障害をもつらしきスタッフが当然のようにそこらじゅうで働いているし、なんなくゲストをさばいている。

 

・まあ テーマパークや空港という特殊な環境の一側面で判断することはできないものの、こうも"普通"のラインが違うのか……という衝撃はあった。

 

・さて、ホテルに到着。もはや勝手知ったるなんとやら。

 

・ディズニーワールドでは3月を通して"Celebrate HER Story"と題し、女性史月間のイベントを開催中。女性キャラクターにまつわる装飾やグリーティング、女性シェフが考案したスペシャルメニュー、などなどが登場していた。

 

・ので、特別メニューのローストポークを食べる。しかも蒸し野菜も添えて栄養バランスもいい。

 

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・明日のためにフードコートでサンドイッチを購入。食パンにハムとチーズ、レタスを挟んだもの。部屋の冷蔵庫に入れておく。

 

・ご自由にどうぞ、のコーナーからクリームチーズうれしい!とマヨネーズ、マスタードも取っておく。これでサンドイッチは最強になった。

 

プールで泳いでみる。プールサイドの棚にバスタオルが設置してあるので、部屋から水着&サンダルで行ってそのまま帰れるようになっている。

 

・『ファンタジア』のミッキーが魔法のように水を発射する噴水が常時稼働しているので、ドドドド……と落ちてくる水をかぶってみる。

 

・いくつになっても滝を見たら滝行をしたくなるのだ。

 

・昼も夜もプール大好き。なんとなく浮かんでるだけで楽しい。

 

・部屋に戻って就寝。足が痛いので"足すっきりシート"を貼って寝る。

 

・あっ これ持ち物リストに書くの忘れてた。でもホテルの売店でも似たようなのは売ってました。

 

23年3月22日 旅行2日目

 

・6時半に起床。サンドイッチを食いながらバスで移動する。

 

・食パンは全粒粉を使った茶色いもので、練り込まれたくるみが効いている。しっとりしていてウマい。チーズも濃厚。

 

・今日のぶんのジーニープラスを購入。

 

・ここで、カメラマンに撮ってもらうこと自体は無料だと気付く。定額ダウンロードサービス、とかの案内を読んでいたので、てっきり撮ったら買うものだと思い込んでいた。以降は撮りまくってもらうことにした。

 

アニマルキングダムに到着。自然環境や動物をテーマにしたテーマパークで、巨大な野生動物保護区がそのまま敷地内にある。


・朝7時。並びながら"アバター フライト・オブ・パッセージ"のILLと、ジーニープラスから"キリマンジャロ・サファリ"を予約する。

 

・7時15分、日の出とともにパークオープン。動物たちの都合上、このパークはオープンもクローズも早めなのだ(季節によるらしい)

 

・クロックアップ。早歩きで『アバター』のエリア、パンドラへ向かう。

 

・『アバター』シリーズの舞台となった、ナヴィ族の母星パンドラの"モアラ渓谷"を再現したエリア。映画から数世代先の未来、地球からの侵略者を撃退し和解が成立、星どうしの文化交流が始まった……という設定。

 

・……『アバター』、シリーズあと3本やるんだけど……大丈夫か?星、爆発したりしないか?

 

・まあ そん時ゃそん時 パラレルってことで。

 

・アトラクションもスゴそうだがエリアもスゴい。神秘の星パンドラといえば、美しい自然だけじゃなく空に浮く島も特徴的だが……

 

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浮いてるよオイ!!!!

 

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・というか 真下に支柱がなく、「浮いた島から木の根っこが広がってる」ようにちゃんと見える。いやはやアッパレな造形。


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・ヘンな植物もたくさん植わっている。大きな滝なんかもあって、陽光の反射する水しぶきが爽やかだった。

 

・さてさて、アトラクション"フライト・オブ・パッセージ"へ。

 

・美しい風景を見ながらスロープになっている小山を登り、発光する洞窟を抜ける。あちこちにナヴィが残した壁画や手形などが残る。

 

・地球とパンドラの交流を担う研究グループ、ACE(アルファ・ケンタウリ・エクスペディション)のラボへ。武力による侵略と開発を行っていたRDA社は撤退し、その技術や設備だけを受け継いだらしい。

 

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・よく見ると、施設の古びた壁なんかにかすれた"RDA"の文字が読み取れたりする。

 

・映画に出てきた、アバターのボディが浮いた巨大なチューブ型の水槽もあった。アニマトロニクスらしく、ときどき動く。

 

(これも撮ってなかった)

 

・映画の時代より研究がさらに発展した結果、アバターへのリンクがより容易になり、かつては一個体にひとりしかリンクできなかった(し、コストも莫大にかかった)のが、遺伝的に類似性があれば誰でもリンクできるようになった。

 

・ゲストとして招かれた我々も例外ではなく、説明を聞きながらまずパンドラ固有種の寄生虫を取り除かれ、遺伝子スキャンを受け、マッチするアバターを選ばれる。

 

・安全ゴーグル(おなじみ3Dメガネ)を装着し、バイク型のライディングシートに身体を固定。脳のスキャンが終わると、いざリンクスタート!

 

・パンドラのキーストーン種である翼竜、イクラン(地球での呼び名はバンシー)の背中に乗って絆を結び、ガイドと共に勇気を試す儀式へ。

 

・ライドとしては、激しく動くソアリンみたいな感じ。視界の全面がスクリーンになり、浮遊感と共に4D効果で香りや水しぶきも飛んでくる。

 

・まさに『アバター』らしいというか……単なる映像作品である以上のメッセージ性が込められた同作らしく、美しく神秘的な大自然の世界に没入できる体験として大変よくできていた。

 

・カネかかっとりまっせ〜〜!

 

・アトラクションを出たところにおみやげショップ。かつての戦いを物語るように、RDA社のAMPスーツが飾られていた。

 

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・ショップの中にはグッズいろいろ。ここも限定品っぽいのが大量にあったのと、最新作『ウェイ・オブ・ウォーター』のおもちゃも多数。すでに歴史上の偉人となったネイティリの胸像も飾られていた。

 

・あとアバター・メーカーもあった。顔を3Dスキャンして、目の色とか体の柄とかを選び、30分くらいでオリジナルのアクションフィギュアが作れるサービス。一体80ドル、服とかアクセサリーセットも別売りでいくつか。

 

 

・『ウェイ・オブ・ウォーター』の海外プレミアで、コレにサインもらってる人の写真を見た気がする。

 

・こういうスキャンして作るタイプのフィギュアって……特有の不気味さというか……があるイメージだけど、コレはなんかいい感じにデフォルメされてる気がする。

 

・続いて、"ナヴィ・リバー・ジャーニー"へ。

 

・パンドラの夜の森をゆっくりとボートで渡っていくスローライドのアトラクション。イッツ・ア・スモールワールド……に近いかな?

 

・偉大なるエイワを讃える歌を聴きながら、ほのかに光る植物や虫たちの飛ぶ幻想的な川を下っていく。

 

・言うてもスローライドなので、一回乗れれば満足……はするものの、世界観の作り込みはマジでものすごい。安い文句だが、映画のまんま。これホント。

 

・あさ8時半。9時に予約したキリマンジャロ・サファリのツアーに向かうため、アフリカエリアへ移動。

 

・道中、スターバックスを発見。ディズニーワールドでは各パークにスタバがあり、それぞれ世界観に合わせたお店として営業中。パーク限定デザインのタンブラーマグカップも売っている。

 

・おみやげショップものぞいてみる。"ズリのスイーツショップ"では、色とりどりのケーキが売られていた。

 

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・あと、昔の駄菓子屋で売ってたようなパウダー状のカラフルなキャンディ……なんかコレ、雑貨屋のPLAZAで同じようなのなかったっけ。


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・サファリに到着。日除けのために持参したサファリハットをかぶって気分は冒険家。

 

・あとサファリっぽいスーベニアボトル……もとい水筒も購入。ジュースのペットボトル1本がついて13ドル。

 

 

・普通にそこそこ漏れるので、途中からはカバンに入れずに単体で持ち歩いていた。

 

・漏れる水筒、マジ何なんでしょうね。日本でもよくあるクリアボトルみたいなやつとか、超漏れません?

 

・サファリトラックに乗り込んで20分のツアーに出発。放し飼いになっている動物たちの自然な姿を観察できるアトラクションで、タイミングによって動物の活発さが全然違うらしい。

 

・ので、朝に行く方がいろいろ観られてオススメとのこと。まあ……動物だし。

 

・フワフワがぶら下がってる木が生えている。なんかサバンナっぽいイメージあるなコレ。

 

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オカピとかクロサイとかボンゴがいた。

 

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・別のツアー客がカバにエサをあげている場面に遭遇。別料金で200ドル/人を払って参加できる、3時間+食事つき徒歩ツアーのプログラムらしい。(そういえば入口近くで受け付けていた)

 

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・大量のワニたちが見える川の橋を渡り、いかにもサファリ!って感じの風景が続く。たまにガゼルシマウマが寝ていたり、巨大なキリンが首をヌッと伸ばしてきたりする。

 

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・ハイエナがいるらしきエリアでは何も見えず(見られたらレアらしい)……ただ、マンドリルが岩場で頭を掻いていた。

 

・家族らしきゾウが何匹もいて、悠々とノシノシ歩いている。

 

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フラミンゴたちの池ではスタッフが清掃中。この池は上から見るとミッキーの形になっているらしい。

 

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・分かれ道に到着。片方のルートはシロサイの家族が通せんぼしているので、もう片方の道へ行きます、とのこと。

 

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・「みなさん、お静かに!」というガイドさんの声に従うと、グルルル……と うなり声が聞こえてくる こ……これは!

 

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・百獣の王、ライオンだ!

 

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・いい顔。

 

・たてがみが立派なオスのライオンもチラッと見えた。

 

・しばらく行くとブレーキ。道をダチョウたちが横断しているので、通り過ぎるまで待機することに。

 

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・空を飛ばないことを選び、地上最強となったダチョウ。う〜むカッコイイ。筋肉のカタマリのようだ。

 

・大満足のままツアー終了!規模デカすぎ動物多すぎで、なんか逆にジュラシック・パーク来ちゃった?みたいな気分。

 

・フェンスや仕切りはすべて自然の中に巧妙に隠されている……とのことだったが、全然見つからなかった。"柵のない動物園"の看板に偽りなし。

 

・帰り道から森の賢者ことゴリラのケツが見えた。

 

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・これは"ゴリラ・フォールズ"という、すぐ近くから入れる動物園の一部らしい。あとで行こう。

 

・さて次のジーニープラスはどうしようかな……とアプリを開くと、グリーティング施設"アドベンチャラーズ・アウトポスト"がすぐ入れそうなのでここに決定。

 

・サファリ衣装のミッキー&ミニーとグリーティングできるスポットで、二人同時に撮れるのはディズニーワールドでもココだけとのこと。

 

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・ハグしてもらっちゃってうれしい。

 

・グリーティングというのはしかし……「ミッキーに会っちゃった」という気持ちにしっかりなるから不思議なものである。

 

・何だろうな。脳の……ホントは視野に入ってない部分も勝手に補正しちゃう機能、あるじゃないですか。それでいわゆる目の錯覚、が生じるやつ。アレに近いことが起きているような気がする。

 

・ウルトラマンのショーとかも、アクションステージではまだギリギリ"アクター"の存在を感じるけど、グリーティングになると「ウルトラマンだ……」と割とマジで思う。

 

・散歩していると『ライオン・キング』組の"ファブ50"像を発見。少年シンバはこのアニマルキングダムのシンボルキャラクターでもある。

 

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・そういえば件のマジックバンドプラスを使うと、それぞれの像に対応した反応も起きるらしい。買っといてもよかったな〜と思う。

 

・シンボルといえば、パークの中心には巨大な"ツリー・オブ・ライフ"が鎮座している。幹や枝や根の表面には多数の動物の姿が刻まれており、生命への敬意を感じる。

 

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・10時半ごろ。おみやげを見つつ、早めの昼食に向かうため再びパンドラへ。

 

・日差しが強くなってきたので、滝の爽やかさが気持ちいい。しかし、前日からの脚の痛みがまだまだ後を引いている……

 

・『アバター』のテーマレストラン、もとい旧RDAの軍隊食堂を転用した"サトゥーリー・キャンティーン"へ。無骨なコンクリート打ちっぱなしのカマボコ型建造物に入ると、ナヴィの民芸品で飾り付けられた食堂が現れる。

 

・ベース、メイン、ソースをいろいろ選べるタイプのボウルが看板メニュー。せっかくなのでビーフ&チキンのミックスを選び、ベースは赤唐辛子とポテトハッシュ、ソースは焦がし青ネギのヴィネグレットにした。

 

・空港でもパークでも、どこのレストランや売店のメニューを見てもヴィーガン・メニューがしっかりアイコンつきで表示されている。ここでも肉の代わりに揚げ豆腐が選べた。

 

・注文したメニューが到着。17.5ドル。奥に見えたグリルでガンガン炎を上げながら肉を焼いており、期待が高まる。

 

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・見た目はかなり……異星の食い物っぽい。コールスローの上にソースの入ったボバ・ボールが載っているのが面白い。他のメニューには真っ青な焼きそばなんかもあった。

 

・味はウマい!!!!しかもかなりボリュームがある。粗く刻んであるのでスプーン一本でワシワシ食えるが、ジューシーな肉とイモと野菜が渾然一体となって実にウマい。ベースはパンチの効いた甘辛い味付け、肉はグリルの旨味を活かす塩味、コールスローは甘酸っぱく、ボールにはフルーティーなソースが入っており、複雑な味がいろいろ変わって楽しい……し、ちゃんと不思議な味!という感じ。

 

・パンドラ・グルメを堪能したところで、2回目のフライト・オブ・パッセージ。今回は動きがわかっているので、映像のディテールや臨場感の演出を楽しむ。

 

・本来は16人で1グループなのだが、今回は列の都合か12人グループに。プレショーで表示される「現在スキャンしています……」みたいな画面も、ちゃんと12人しか表示されていなかった(人がいないのに反応しちゃってる、とかはなかった)。細かいながら、さすが最新アトラクション。

 

・乗っている間、シートの身体が触れている部分が空気圧でわずかに動き、イクランの鼓動や呼吸を感じられるようになっていることに気付く。なんともよくできている。

 

・さっき見たゴリラのいる"ゴリラ・フォールズ・エクスプロレーション・トレイル"へ。

 

オカピミーアキャットなどを見られるほか、鳥たちのエリアでは仕切りもなく、バサバサ飛んでいるエリアにそのまま入れるようになっている。

 

・鳥が外に出ないよう、エリアへの出入口は厚い鎖かたびらみたいな金属チェーン製のカーテンで仕切られていた。

 

・どの小エリアにも必ず1人ずつ専門スタッフがいて、隠れている動物やその生態などをなんでも教えてくれる。"動物園"のもつ教育施設としての側面もしっかり果たしていてスゴい。

 

・ゴリラの生態についての解説がいろいろ書いてある小屋の壁はガラス張りになっていて、何匹もの子供がいるゴリラの一家を観察できる。

 

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・子供の毛づくろいをしてやる場面も見られた。

 

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・トレイル終了。アフリカ風のフードコートとフォトスポットが並ぶハランべ・マーケットを通りつつ、アジアエリアへ。東南アジアっぽい街並みが並ぶ。

 

・道端の屋台ではチキンダンプリングやカレー味・チリ味のフライドポテト、トロピカルな味のかき氷なんかを売っている。なんか食いたいが……ここはガマン!

 

・ネパールの寺院っぽい建物が立ち並ぶエリアの背景に見える、巨大なヒマラヤの山を駆け上がっていくジェットコースター"エクスペディション・エベレスト"へ。

 

・世界でこのパークにしかないアトラクションのひとつ。列車に乗った観光客である我々は、伝説の雪男イエティの聖域に踏み込んでしまう……

 

・イエティ博物館や山の管理人小屋のようなキューラインも見応えがあり、けっこう驚くような動きもあり、スリルライドとして一級品だった。

 

・友人が最近立ち上げた刺繍アパレルブランドがイエティをシンボルにしているので、なんとなくイエティに親近感を覚える。

 

 

よろしくお願いします(勝手に)

 

・大きな川にかかる橋を渡っていると、ドルドルドル……という音と共にスクルージおじさんとランチパッド・マクワックがボートに乗って現れた。手を振ってもらう。

 

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・恐竜をテーマにしたエリア、ダイノランドUSAへ移動。

 

・『カールじいさんと空飛ぶ家』に出てきたバカでかい鳥のケヴィンがノシノシ歩いていた。可動しないのかと思っていたら、首を伸ばしてクワクワ鳴きはじめてビックリ。

 

・『ファインディング・ニモ』のミュージカルショー"ザ・ビッグ・ブルー・アンド・ビヨンド!"を観る。

 

・30分くらいのショーで、『ニモ』のストーリー+『ドリー』のストーリーも加えてミュージカル形式で上演。

 

 

・こんな感じで、棒つきパペットを抱えた俳優たちが生歌で歌いながら舞う。

 

・自転車を使ったり複数人で動かしたりする巨大パペットなんかも登場し(カメのクラッシュとか)、映像表現も相まって大迫力のパフォーマンス。豊かな表情を見せるパペットの操縦技術もすばらしかった。

 

・近所でキャラクター何人かとのグリーティングをやっていたので、ドナルドダックの列に並ぶ。回転が速いので、すぐに撮影できた。

 

・恐竜の着ぐるみを着たチップ&デールもかわいかったが、10分くらい並びそうな雰囲気だったので断念。

 

・よく見ると、衣装のタスキに恐竜から鳥へと進化してきたかのような絵が描かれている。芸が細かくてイイ。

 

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・化石発掘現場、というか建設現場の足場のような子供向けのアスレチック施設を見かける。けっこう大規模で、正直コレだけでも1日過ごせちゃうな……と思う。

 

・"カリ・リバー・ラピッド"へ。円形のボートに乗り込み、激流の川を下っていく、いわゆる濡れるやつ

 

・円を囲んで他のゲストたちと向かい合うような形になるので、目を合わせていろんな言語でキャーキャー叫びながら楽しめる。最後はみんなビショビショになるし。

 

・とはいえ、先述の通り太陽がメチャメチャ照りつけてくるので、服はすぐに乾く。半袖半ズボン、日がしっかり出ている時間に行ったのもよかった。

 

・アジアゾーンに戻り、"マハラジャ・ジャングル・トレック"へ。遺跡っぽい石造り建物が並ぶジャングル……風の動物園エリア。

 

・岩に寝そべるコモドドラゴンや木にぶら下がったコウモリ、悠々と歩くトラ、他にも枝で巣を作る鳥やトカゲなんかを間近で見られる。ここも解説員さんが常駐していた。

 

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・出口の看板がなんかカワイかった。

 

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・アフリカゾーンに戻る。『ライオン・キング』のショーを観るのだ。

 

・味のあるミッキーの壁画があった。

 

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・道案内の看板も記念に撮影。どんなパークでもこういうのは凝っていて好き。

 

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・劇場近くの"タムタム・リフレッシュメント"でアイスクリームを食べる。海外ディズニー名物らしい"ドール・ホイップ"を食べてみたかったのだ。

 

・日本でもバナナとかパイナップルの販売で有名なDole(ドール)がスポンサー。薄黄色のパイナップル味ソフトクリームで、甘酸っぱい味が暑いパークで大人気とのこと。

 

・この店では『ライオン・キング』にちなみ、2種のソースがそれぞれかかった"シンバの夕陽"と"スカーの隠れ家"というメニューが出ている。ほか、ココナッツ・ラムをかけたアルコールメニューもあった。

 

・当然(?)"スカーの隠れ家"を注文。カップになみなみ大盛りのソフトに青リンゴのソースがかかっていて、かなり甘酸っぱい!確かに、汗をかきまくった体に染みる感じがある。

 

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・さて"フェスティバル・オブ・ザ・ライオン・キング"。4方向に客席を置いた大型シアターで上演される30分くらいのショー。

 

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・ス〜〜〜〜ゴかった。ファイヤーダンス空中ブランコなどなど、サーカスの来日公演見に来ちゃった?って感じのド派手なパフォーマンスに、4方向から登場する巨大なフロートもカワイイ。

 

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・ショー進行役のティモン(着ぐるみ)も表情豊かで、本当にアニメから飛び出してきたかのよう。えコレ マジでタダで観ちゃっていいの!?(入場料払ってるけど)

 

・圧倒されつつ劇場を出……ようとしたところで、ショー終了後のフロートと一緒に写真を撮る。客がどんどん出ていくタイミングでも停止しておらずちゃんと動いていて、カメラを向けるとシンバがこっちを向いてくれた。サービス満点。

 

・18時。日が傾いてきたので、パンドラの滝で記念撮影。

 

・パークのシンボル"ツリー・オブ・ライフ"へ移動。ここでは『バグズ・ライフ』がテーマの"イッツ・タフ・トゥ・ビー・ア・バグ"が上映される。

 

・ツリーに彫刻された動物たちを間近で見つつ(すごい迫力!)ツリーの薄暗い内部に入る。

 

・アリのフリックが仲間の虫たちを紹介していると、ヴィランであるバッタのホッパーが現れて暴れ回り……というストーリー。3D映像とさまざまな特殊効果を加えた、いわゆる4Dシアターもの。

 

・虫が苦手ならキツいかも(そりゃそうだが)

 

・あとまあ、ホッパーが結構コワい。みんな一つは「子どもの頃メチャ怖かったな……」というアトラクションがあると思うが、たぶんコレもその一つであろう。

 

・ところで、この旅行中「ああ、アメリカに生まれたかった……」とずっと考えながら過ごしていた。

 

・アメリカン・キッズは、このレベルのエンターテインメントを当然に浴びながら過ごすのか……と思うと、なんというか……打ちのめされるまで行かないまでも、そういう道もあったのかなあ、くらいには考える。アメリカの小学校、通いたかったな……

 

・……と しばらく夢を見たところで、まあ……それはそれでたぶん「日本に生まれたかった」と思う瞬間もあるだろう、と思い直す。

 

・そのルートを辿った宇宙の自分も、どうせ骨の髄までオタクだろう。高校の学食でジョックスに席を取られながら、隅っこでマカロニでも食っているのがオチである。

 

・さて それはそれとして本日ラストは"ダイナソー"。

 

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・2000年の映画『ダイナソー』をモチーフにしたアトラクションで、白亜紀に生息していた一匹のイグアノドン(映画の主人公・アラダー)タイムマシンで現代に連れてきちゃおう!というすごいストーリー。いいのか……?

 

・なので、キューラインは恐竜博物館&研究所っぽくなっている。肉食竜カルノタウルスの巨大な化石模型がカッコイイ。

 

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・カルノタウルス、ツノが生えていて実にカッコイイ。あと名前がイイよね。"タウルス"て。怪獣より強い超獣、みたいな響きがある。

 

・"雄牛"のタウルスだから、"サウルス"とは語源が全然違うんだけども。

 

・アトラクション本編。ジープ型タイムマシンに乗って白亜紀の前期へタイムワープするはずが、おっちょこちょいな科学者により白亜紀の後期……の隕石衝突2分前に到着してしまい、アラダーを探しながら恐竜たちの逃げ回る森を走り抜ける。

 

・よかったなあ〜。というのも、自分『ダイナソー』は子どもの頃に何回も観た映画で……あと、プレステ2で出てた『ダイナソー』のゲームをメチャメチャやり込んでたので。

 

・やたら長くて複雑な砂漠ステージを抜けて、暗すぎる洞窟で2頭のカルノタウルス(クソ速い)に追いかけ回されたのをよく覚えている。

 

・アラダーとまた会えた気がして、良い体験だった。

 

・19時半、バスに乗ってホテルへ帰投。空はまあ夕方かな……くらいの明るさ。

 

・なんとなく荷物をまとめておく。明日はこのムービー・リゾートではなく、お隣のスポーツ・リゾートに泊まるので、荷物を移動させる必要があるのだ。

 

・と言っても、ホテル入口前のベルデスク(24時間開いてる)の人に行き先を伝えて預けるだけでOK。アカウントに予約情報が紐付いているので、次のホテルの部屋の中まで勝手に運んでおいてもらえる。

 

・荷物は朝イチに預けることにして、アプリでUberを呼ぶ。

 

・なぜなら……マクドナルドに行くからだ!!!

 

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・オールスター・リゾート3軒が並ぶエリアの端に位置するマクドナルドに到着。歩きでも行けなくはないくらいの距離だが、Uberだと6ドルで一瞬だった。

 

・血液の代わりにバーベキューソース、リンパ液の代わりにマックシェイクが流れている生粋のマクドナルド好きなので、本場アメリカ合衆国のマクドナルドを訪れない選択肢はなかった。

 

・というか どの国に行ってもとりあえずマクドナルドは必ず行くので、できたら空港に作っておいてほしい。

 

・到着して思ったのが、まず香りが違う!油っぽい香りはするが、いわゆる"マクドナルドの匂い"ではない。

 

・マクドナルドでは牛脂とパーム油のブレンドを使用しており、それが主にあの香りを生み出しているのだが……たぶん配合か、原料そのものの違いによるものだろうと推察する。

 

・日本でもたまに見かけるものに似た、白い大型タッチパネルで注文する方式。

 

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・当然、注文は一択。わが青春のダブルクォーターパウンダー・チーズ(2017年販売終了)のセット。

 

・そしてマックナゲット。ソースが別で注文でき、すべて無料。おなじみバーベキューにマスタード、スイート&サワー、ホットマスタード、ランチソースにハニーマスタード、バッファロー、サルサソースの甘口辛口、ケチャップ、マヨネーズ、タルタル、ハチミツ、塩と胡椒。踊り出したくなるようなラインナップ。

 

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・注文していると、店長かベテランらしきおっちゃんがミッキーのモノマネをしながら「手伝おうか?ハハッ!」と聞いてきた。

 

・このおっちゃんはこの後も、来る客たち全員にこの声で対応していた。客の99%がディズニー好きであろう店舗とはいえ、頭の下がるサービス精神である。

 

・子供用のゲームが入ったタブレット端末が何台も設置されている。せっかくなのでパズルで遊んでおいた。

 

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・トイレも見ておこう。男性用・女性用・共用があり、男性用の中の個室2つも、いわゆる共用トイレくらい広くて独立した洗面台とオムツ替え台つき。

 

・このへんは場所そのものが広いというより、逆に小便器エリアがコンパクトにまとまっていたりなど、スペースの割り振り・場所の使い方が上手いな……という印象を受けた。子連れでも車椅子でも利用しやすい効率的な配置がなされている。

 

・手を洗おうとすると、備え付けのハンドソープがMcD(マクドナルドの略称)印のものでビックリ。プライベートブランドを使ってるのかと思って調べたが、たぶん偶然……っぽい。

 

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・じゃあ公式の略称は"マクド"ってことでええかな。アカンか?

 

・テーブルに戻ってほどなくすると、注文が到着。

 

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・TWICE AS MIGHTY。

 

・君とまた会うために1万キロを超えてきたのだ。

 

・やっぱりウマイ。モロモロとした粒感のあるパティを噛むと「肉!」って感じの旨味が強く、ソースと渾然一体となった細切りの野菜が食感のアクセントを添える。

 

・ポテトを食うとよくわかるが、やはり油が少し甘く、ほんの少し重く感じる。パティにはよく閉じ込められてジューシーに感じるし、ポテトはカリカリ・ホクホクさが増しているように思う。

 

・外のカリカリさが増しているので、全体的に一本一本がしっかりとしており、なんなら太くすら感じられる。

 

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・ナゲットもウマい。日本のものより衣が肉にピタッと貼り付いており、フライドチキンのような趣が強い。肉は弾力があり、こちらも油がギュッと詰まったジューシーな食感。

 

・巨大なコーラゼロを飲み干して完食。おみやげにソースを持って帰ろうかと思ったが、どうせ滞在中にまた来るのでポテトにつけて食べきった。

 

アイル・ビー・バック(また来る)

 

・22時。ホテルに戻り、フードコートで翌日用のサラダを買っておく。明朝はたぶんサッパリしたものを食いたくなるはずだ。

 

・ここにも並ぶ多種多様な無料のソースを眺めながら、トム・ハンクスの『ターミナル』を思い出す。母国でクーデターが起きたせいでパスポートが使えず空港に閉じ込められた男は、クラッカーに無料のケチャップやマスタードを挟んで空腹をしのいでいた。

 

・わが国なら入管に送り込まれたあと、行方不明になって終わりだろう。

 

・ただ浮いてるだけのナイトプールを楽しみつつ、シャワーを浴びて就寝。足の裏の水ぶくれが潰れていたので、キレイに洗ってキズパワーパッドを貼っておく。

 

・明日はいよいよエプコット。ファストパス戦争が始まる……

 

〜次回 旅行後半 エプコット/マジック編に続く〜