2023年3月末、米・フロリダにあるウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートに行ってきました。
以下、旅行中にメモメモしていた手記にいろいろ追記・編集したものをまとめていきます。これから行かれる方へのアドバイスやガイドも、できる限り取り入れていくつもり。
あと話が長いので3記事に分割します。この記事では出発の準備〜ホテルに到着するまで。どうでもいい私見が多分に含まれていますのでご了承ください。
(リンク先は日本公式サイト。情報は色々載ってるけど予約とかはなんにも対応していないので、自分でやるならすべて英語で手続きすることに)
前提
・パスポートは所持。むかし家族旅行の時に10年用を作っていたので、そのまま使用。
・英語はある程度聴けるし読めるけど、話せるのは日常の受け答え程度。
・アメリカ本土行きは初めて(ハワイには行った)。ディズニーリゾートは東京に10回〜?くらい行った程度。
・クレジットカードはマスターとアメックスの2種所持。実際はApple Payでしか使わなかった。
・ワクチンはすでに3回打っていた(詳しくは後述)。
・以下、いずれの情報も2023年3月時点のもの。たぶんこーいうのはコロコロ変わったりするので、あくまでこの時点での旅行記として参考にしてもらいたい。
・アトラクションのネタバレはできるだけ避けるつもり(あらすじとキューラインまで)。
・載せられるような写真はそんなに撮らなかった……というか まあ キレイな写真とか動画ならもう誰かが撮ってるだろうし、と思い 自撮りとか記念写真とかをメインで撮った。
・ので、キレイなビジュアルで見たい人は各自 写真とかウォークスルー動画とかを検索してください。ゴメンネ。
23年1月末
・3月末にまとまった休みが取れることがわかったので、実際に行く日の予定を立てた。
・今回の旅行は円安ドル高、しかも直前の計画だったので、かなり高くつくことを覚悟。
・とりあえず、ホテルを予約。今回はパークを最大限に楽しみたかったので……と言いつつ ホテルはホテルで気分も楽しみたかったので、ちょっと早くパークに入れるディズニー公式ホテルに泊まることに。
・ディズニー公式ホテルの中で最安値のオールスター・リゾート3種(ムービーズ、スポーツ、ミュージック)を、せっかくなのでホッピング(ハシゴ)することにした。
・3/20夜に日本を出発、20の深夜に到着してまず1泊(時差の関係でこうなる)、21〜26に遊んで、26の夜もホテルに泊まり、27の朝に出発して28の夜に日本到着、というスケジュールに決定。
・なので合計7泊。ムービーズ3泊、スポーツとミュージックに2泊ずつ宿泊する。パークで遊ぶのは6日ぶん。
・先に書いておくと、これら3つは隣同士にあるほぼ同じ構造のホテル。フロントも同じ、おみやげショップもレストランも部屋もアメニティもプールもほぼ同じ。
・どれも最近リノベーションされたらしく、基本的にかなりキレイ。ただ客室の扉を開けたらいきなり屋外!な構造なので、入室にモタモタしてると虫が飛び込んでくるのだけは注意。
・と言いつつ、各所の装飾と、部屋のユニットバスの構造はかなり違っていた。
・オールスター・ムービーズ・リゾートは浴槽あり、水圧の弱いレインシャワー(完全に固定してある)のみ。
・オールスター・スポーツ・リゾートは浴槽あり、こちらもレインシャワーのみながら水圧がしっかり強く、水の出方を3段階に切り替えられるシャワーヘッドつき。
・オールスター・ミュージック・リゾートは浴槽なし、代わりにシャワールームの壁に折り畳みイスみたいなのが取り付けてあり、レインシャワーと普通のホースつきシャワーの2種。水圧は普通。
・個人的には、ゆっくり浴槽につかりたいならスポーツ、とにかく快適に体を洗いたいならミュージックがオススメ。基本的にウォシュレットなんかどこにもないので、こう……お股を洗いにくいのは……正直……厳しい!
・15ドルくらい高い代わりに入口やフードコートに近い"プリファード・ルーム"にしたけど、たぶんオススメ……だと思う。ホテル自体にか〜〜なり奥行きがあったので、奥の方の部屋だと歩くのがダルダルな気がする。
・各ホテルの詳細は後々書いていくとして、続いてパークのチケットを購入&入場を予約。
・もともと4日で4パーク(マジックキングダム、ハリウッドスタジオ、アニマルキングダム、エプコット)を回るつもりだったものの、長期間のチケットはかなり安くなることを知ったので 急遽6日に延長。
・現時点(23年3月)では、4日間チケットまでは114ドル/日、5日間で99ドル/日、6日間だと85ドル/日まで安くなる。
・以後、7日だと75ドル、8日だと70ドル……10日だと60ドル/日。ほぼ半額まで下がる。
・パークホッパー・チケット(朝にまず入園した後、14時から別パークに移動できる)も考えた……し、体験記とかブログとかを読むとコレを勧めてる人も多かったけど、値段が1.4〜1.5倍くらいになるのでやめた。
・今回は日程にも余裕を持っていたので、結果的にコレで正解だった。ただ、今後また来る時に「2日だけ行きたい!」とかならホッパーもアリかも。パーク自体もじっくり見て回るには広すぎるので、よっぽど懐に余裕がある……とかでなければ、初回は通常チケットがオススメ。
・というのもこのパークホッパー、買う時だけじゃなく滞在中にもチケットをアップグレードできるものの、"全日ぶんの"チケットをアップグレードしなければならない仕様(つまり、4日ぶんは通常にして・最後の2日ぶんだけパークホッパーに……とかはできない。全6日ぶんの追加料金が必須になる)なのだ。
・続いて、パークの入場を事前予約。最初の4日間で4パークを回って、続く2日はどうしよう……!?と考え考え、とりあえずマジックキングダム(なんか広そうだから)とアニマルキングダム(動物をちゃんと見られなかった時用の予備日として)にした……
・が、この入場予約、(運が良かっただけかもしれないが)別に前日の夜とかでも全然変更できたので、ここで考えまくったのはあまり意味がなかった。時期的にコロナ禍ド真ん中でもなかったし、満員になることってあんまり……ないんじゃあないかな?
・実際、滞在中に考えながら予約を何回か変更し、最終的にハリウッド→アニマル→エプコット→マジカル→エプコット→ハリウッドになった。
・ホテル7泊(早春キャンペーンで25%オフだった)+6日ぶんのチケット、合わせてだいたい1500ドル/人くらい。
・パークのレストランもいろいろ気になりつつ(人気レストランは60日前に予約が必要)、それよりはアトラクションや屋台フードに時間とお金を使いたかったので今回はナシ。結果的に、キャラクターグリーティングはスイスイ行けたし、クイックサービス(席を勝手に取って注文しに行くタイプのレストラン)でアメリカ気分・ディズニー気分は十分味わえたので、この判断で正解だった。
23年2月10日
・そろそろヤバいかな?と思い立ち、ようやく飛行機を予約。たぶん遅すぎ。
・スカイスキャナーさんを使って、いろいろ検索した。
・せっかくの旅行だから……空港もいろいろ満喫しちゃお!と思い、
行きは成田を夕方発→ワシントンDCに夕方着、入国手続きもあるから5時間くらい余裕を持たせて出発→オーランドに0時ごろ着、
帰りはオーランドを午後に出て→シカゴで乗り換え、ここはたぶん疲れてるだろうし乗り換えるだけだから(出国はオーランドで済ませるため)1時間くらい空けて、羽田に夜9時ごろ着、
という予定に。
・詳細は後述するが、帰りのシカゴ乗り換えにはもうちょい余裕持たせても良かったな……という感想。オーランド〜シカゴ便の到着が50分くらい遅れたので空港でダッシュするハメになった。
・予約したのはユナイテッド航空だが、成田〜ワシントンとシカゴ〜羽田の便を実際に運航するのはANA。スターアライアンス(航空会社連合)のおかげで、こういう感じの乗り継ぎができるらしい。
・……と言いつつ、ちょっとダルかった面も。最近ANAはいろいろ仕様変更中で、スマホでの事前チェックインにとにかくエラーが出まくったため、結局空港でチェックインすることになった……しかも、ユナイテッド航空での便名(UA〜から始まるやつ)とANAでの便名が違っていたので、それを調べるのに割と苦労した末のエラーだったため より最悪だった。
・飛行機は往復で30万円/人くらいでした。
・空港大好き。いろんなお店をウロウロするのも好きだし、その国のたぶん代表的なチェーン店を見て回るのも好きだし。
・あと高速バスターミナルも好き。なんか……こう……"旅人"しかいない空間?が好きなんだろうな。たぶん。
・ここで各パークの人気アトラクションをいろいろ調査した。
・ファストパス的なものが3種類(23年3月現在)あり、それぞれ仕様がけっこ〜ややこしい上に古い情報も氾濫してたので、ちょっと苦労した。以下、自分なりにまとめておく。
・基本的に、どれも公式アプリ"My Disney Experience"を使う。というか、地図やら待ち時間管理やらホテルの部屋番号やら飲食のモバイルオーダーやら……が全〜〜部このアプリに集約されているので、滞在中はずっとコレを使っていた。
・まずファストパスっぽいもの・その①は"バーチャルキュー"。対応してるのは現状、エプコットにあるガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのアトラクション(コズミック・リワインド)と、マジカルキングダムにあるトロンのアトラクション(ライトサイクル・ラン)の2種のみ。
・この2つはそもそも通常待ち列が存在しないので、朝イチにダッシュで行っても乗れない。このバーチャルキューか、後述のファストパス②を使うしかない。
・利用料は無料。そのパークに行く朝7時、アプリの画面を開いておいて……よーいドン!で更新→取得する。
・取得に成功すると(数秒で売り切れる)……「この時間から1時間以内にアトラクション前まで来てね!」な時間が(時間は向こうが自動で指定)表示される。ファストパスというか、整理券みたいなイメージ。
・マジですぐ売り切れる、と聞いていたので戦々恐々としていたところ……しかも旅行時、トロンのアトラクションはプレオープンだったから大人気だった……別画面で開いた秒針を見ながら……ドン!で、余裕で取れた。
・滞在中は3回使ったが、どれも普通に取れた。初日初回チケット戦争を日々戦っているであろう、本ブログ読者諸賢の健闘にも期待する。
・いちおう、7時に失敗しても13時にまた取れるチャンスはある(7時に取れてたら重複はダメ)。
・注意すべきは、この「この時間から1時間以内にアトラクション前まで来てね!」の表示。実際はメチャメチャ早まるので、必ずアプリの通知をオンにして何回も確認すること。
・最初は「11時に来てね!」だったのが「10時半に来てね!」になり、念のため9時半に確認すると「8時半に来てね!」に変わっていて、目玉が飛び出るかと思った。
・ダッシュで10時ごろに着いたが、普通にそのまま入れた。ちょっとくらいの遅刻は許容してもらえるらしい……が、入れないことも稀にあるらしいのでくれぐれも注意。最悪、日本語でゴネまくろう。
・責任は取れません。
・続いて、その②は"インディビデュアル・ライトニング・レーン"。
・ディビデュビデュディビビディバビディブー。
・ここからはILLと略すことにする。
・アトラクションごと(個別)で時間を指定して買えるファストパスのこと。1つにつき10〜20ドル/人くらい。
・現在の対応アトラクションは……
マジカル:七人のこびとのマイントレイン、トロンのライトサイクル・ラン
アニマル:アバターのフライト・オブ・パッセージのみ
ハリウッド:スター・ウォーズのライズ・オブ・レジスタンスのみ
エプコット:ガーディアンズのコズミック・リワインドのみ
・これも朝7時から買える(ディズニー公式ホテルに泊まっていない場合、パーク開園時間から)。
・トロンとガーディアンズ以外は朝イチダッシュでもまあ乗れるので、どうしてもリピートしたいやつだけ買えばいいかも。ちょっと高いし。
・で、この②、そして次に紹介する③は"ライトニング・レーン"扱いなので……ファストパスを使ったことがある人はわかると思うが……アトラクションの待ち列(キューライン)の演出が一部スキップされるので注意。
・特に②ILL対象のアトラクションは人気=凝った演出も多いので(逆に、③のアトラクションは まあ別に変わんないかな……なものも多い)できればダッシュして通常モードでも楽しんでほしいところ。
・で 最後が③、ジーニープラス。
・これはファストパスというか……いろんな機能がアプリに追加される、1日限定のサブスクみたいな感じ。25ドル/人/日。
・そもそもアプリに搭載されている"ジーニー"って機能がある。好みのアトラクションとかを入れると1日のプランを提案してくれたり、待ち時間をリスト形式(Tip Board)で表示してくれたり。
・で それを強化するのがジーニープラス。当日の0時から購入できる。
・まず③のファストパス(っぽい)機能。当日の朝7時からアトラクションを選んで予約すると、「この時間から1時間以内にアトラクション前まで来てね!」な時間が(時間は向こうが自動で指定)表示される。①のバーチャルキューと同じような感じ。
・ただし、こっちは時間が変に早まったりしないので大丈夫。
・で 2つ目のアトラクションを予約できるのはパークのオープン時間から2時間後。アーリーオープンではなく本オープン時間から。
・以降、❶予約したアトラクション全部に乗るか、❷最後の予約から2時間が経過するか で、3つ目・4つ目……が予約できるようになる。
・ので、パーク入園直後は早めの時間で取れる人気アトラクションを予約しつつ、昼すぎからは「普通に並ぶにはちょっと長いけど、ジーニープラスだとすぐ乗れるな……」みたいなアトラクションを予約→すぐ乗って→次のを予約、な戦法をうまいこと組み込むとポンポン乗れる。
・ジーニープラスには他の機能もあり、アプリのフォトパスレンズ機能(SNOWみたいに飾りがついた写真や動画が撮れる機能。パーク内のカメラマンにお願いして撮ってもらう"フォトパス"とは別なので注意!)とか、アプリからアトラクション制作の裏話(もちろん英語)が聴けたりとか。
・あと個人的にうれしかったのは、アトラクションに乗った時にクライマックスで撮ってもらえるライドフォト(キャー!みたいな瞬間の写真ね)が全部タダでダウンロードできる。ちょっと凝ったエフェクトつきの動画とかも撮られてて、いい思い出になった。
・写真の話もしておくと、パークじゅうに明るい緑色の服を着たカメラマン(フォトパスカメラマン)がいて写真を撮ってくれるので、見かけたらとにかくバンバン撮っておいてもらうのをオススメ。
・キャラクターグリーティングの時にいるのも、このフォトパスカメラマン。
・フォトパスカメラマンには、撮影前にマジックバンド(これもややこしいので後述!)を読み取ってもらう。これによって、撮ってもらった写真がデータとして登録され、全部アプリから確認できる。
・で 後から一枚単位/一日ぶん/滞在中全部、の料金を払うと高画質でダウンロードできる仕組み。
・あと、その写真の中から選んで各種グッズ(アルバムとかプレートとかマグカップとかタオルとか……)に印刷して購入できる通販も。このへんは東京のサービスと似てる。
・ドケチな皆さんは(透かし入ってるけど)スクリーンショットで保存もできます。
・ようやくマジックバンドの話。
・↑こういう……アトラクションへの入場とか……写真撮ってもらうとか……パーク自体への入場とか……ホテルの部屋に入ったりとか……パーク内での支払いとか……の 全部に使えるのがマジックバンド。
・そこらじゅうの売店で売っていて、ディズニーアカウントに紐づけて使う。使用前に4桁のパスワード(PIN)設定を忘れずに。
・いろんなデザインがあって、事前購入だと安くて、最近はマジックバンドプラスっていう強化版が出て……とかいろいろある。気になる人は各自調べてください。
・というのも、自分は別に……使わなかったので……
・ホテルに泊まる時、フロントにお願いするともらえる無料のルームキーカードが、マジックバンドとまったく同じ動作をしてくれるので……コレで十分だった。
・昔はマジックバンドが無料でもらえたらしい。
・スマホとかアップルウォッチに入れられるマジックモバイルパス……っていうのもあるんだけど、コレは登録してる他のカード(Suicaとかクレジットカードとか)が勝手に反応しちゃったりしてややこしかったので、あんまオススメしない。
・ホテルにある自動販売機とかの支払いには使えないので注意。普通にApple Pay(か現金)で。
23年3月15日
・さて そろそろ準備するか……と思い立ち、いろいろ旅支度を始める。
・まずは移動手段を確保することに。最寄り駅⇄空港の間はバスが運行されていたので、これに乗ることにした。
・ただ、実際は最寄り駅から空港までのバスが運休していたので、急遽電車で行くハメになった。公式サイトにもアナウンスされておらず、当日の朝になんとなくSNSで検索して知れた(実際、運休していた!!)ので……ラッキーというか……アブね〜〜って感じ。
・続いて、オーランド空港からディズニーホテルまでの移動手段。もともとこの区間を運行していた無料バスの会社が、無料バス廃止と同時にそのままミアーズ・コネクトという会社を立ち上げたらしい。18ドル/人くらい。
・行きはこのミアーズ、帰りはもうちょっと余裕を持って出発したいのでUberを呼ぶことにした。
・出前でおなじみUber、日本と違ってアメリカではメチャメチャ早く・安く乗れるのでオススメ。キャリーバッグを乗せられる大型の車で、空港〜ホテルまで30分乗って40ドルくらい(時間によって価格が変わるので注意!それでも安いけど)。日本でウーバーイーツとか使ったことあれば、アカウントもそのまま使える。
・通信手段の確保。使っているiPhoneがSIMフリーのモデルだったので、レンタルWi-Fiじゃなくて本体にブッ挿すプリペイドSIMを買っておくことにした。
・このへんの仕組みは日本の格安SIMとほぼ同じ(独自に通信網があるんじゃなくて、ドコモとかauみたいな大手の通信網を使う権利を小売店を通して買う)なので、①安くて②早く届いて③サポートがしっかりしてそうなところをチョイス。
・で 選んだのがtabitsuのアメリカSIM(通信網はT-Mobile)。
・商品名が"アメリカSIM"。なんぼなんでもうさんくさすぎる。
・とはいえちゃんと繋がりました。5Gの高速通信も制限ナシで使い放題なので快適だったし。ていうかウチより速いがな。
・念のため、オミクロン株対応タイプのワクチン(4回目)を打ちに行った。現在、新宿にある東京都庁の展望フロアが接種会場になっている。
・近所に『仮面ライダー555』に出てくるスマートブレイン社のロケ地だった東京オペラシティがあるのでちょっと散歩する。
・接種証明書はアプリに登録。マイナンバーカードとパスポートをスマホに読み込ませて終了。
・ESTA(渡航認証)の申請。公式サイトはココだけだから注意!!!!!!
・マジでそれっぽいサイト(実際は申請代行業者のサイト)が10年以上前から検索最上位にのさばっているので本当に注意。
・は……恥ずかしくないんか……こんな商売して……
・インターネット20年以上やってるワシでも騙されかけました。公式からだと21ドル/人。
・続いてCDC(疾病予防管理センター)への情報提供書と宣誓書を印刷・記入……したが、コレは結局どこにも提出することはなかった。もう出さなきゃいけない期間は終わったのかな?
・帰国時に必要な審査をスキップできるVisit Japan Webにいろいろ登録。コレをやっとくと帰りの空港の大行列から「登録済みの方はこちらでーす!」の小さい列に脱出できる。
23年3月20日
・旅行前日。飛行機にオンラインでチェックインしようとするもエラー多発で失敗(先述)。
・最初に泊まるオールスター・ムービー・リゾートにアプリからチェックイン。到着前に部屋番号を教えてくれるので、着いたら荷物を持って直接部屋に行くだけ。
・ある程度、部屋の希望をリクエストできる。①プールの近く ②1階の部屋 にするのがオススメ。とにかくラクなので。
・で アプリからドアのロックも開けられる。自分はルームキーカード(先述、パークでも使いたかったため)が欲しかったので、部屋に入って荷物を置いてから改めてフロントに行った。
・ドルの現金も少し持っといた方がいいかなあ……と思いつつ、めんどくさかったので空港で替えることにした(これは失敗!レートもショボかったし、けっこう手数料取られた)。
・もちもの最終チェック。持って行ったアイテムは以下。
スマホとタブレット:必需品。
パスポート:カバーをつけるなら薄手のものがオススメ。開いて機械に差し込む場面が多いため。
イヤホン:飛行機内ではノイズキャンセリングがあると快適。
財布:普段はポイントカードがドッサリ入ってるので、スカスカになった。
マスク:使い捨てを3枚。
タオル:フェイスタオル。これは旅行っていうかパークの必需品。あるだけ良い。
日焼け止め:現地はとにかく太陽がガンガンに照り付けてくるので、日焼け対策を怠るとほぼ火傷を負うことになる。
上着:羽織る用の薄手長袖。防寒というより日除けに役立った。オススメはユニクロのUVカットパーカ。フードを被れば首の後ろまでカバーできる。
帽子:いわゆるサファリハット。ツバが広めで折り畳めるもの。これも完全に日除け用。
サングラス:UVカットが入ってれば安物でOK。地面からの照り返しで目が焼ける。
薬:酔い止め、胃腸薬、風邪薬、痛み止め。
絆創膏:普通のやつとキズパワーパッド。
歯ブラシ:必須!部屋になかった。
洗顔料とカミソリ:小さいサイズのやつ。カミソリは折りたたみ式のもの。
身体を洗う用のタオル:シャカシャカした触感のアレ。このへんは普段、銭湯に行く時に使っているセットをそのまま入れた。
充電用のコンセントとケーブル:充電したのがスマホやタブレットくらいだったので、変圧器は不要。コンセントからUSBに変換するやつ、も日本で使うやつがそのまま挿せた(いちおう電圧はチェックすること)。
ホテルの部屋には普通のコンセントだけじゃなくUSBをそのまま挿せるタイプの挿し込み口もあったので、最悪なくてもなんとかなったと思う。
スリッパ:ホテル内を歩き回る用のクロックス。部屋の中も土足なので、綿製のぞうりも持って行った。
水着:ホテルのプールで浮かぶ用。
耳栓とアイマスクとネックピロー:飛行機で使う用。いつも旅行のために使ってるちょっとイイやつ。
モバイル加湿器:とにかく軽くて小さいもの。寝る時、枕元に置いて乾燥防止に。
パスポートの顔写真ページのコピー:なんかあった時用に。
その他:扇子、ポケットティッシュ、ウェットティッシュ(おしぼり)、ジップロック袋を何枚か
〜以下、別にいらなかったもの〜
マイバッグ:エコバッグ的な。そこらじゅうのおみやげショップで、しっかりした作りのショッパー(死語)が1ドルで売ってたので そっちで全然よかった。
折り畳み傘:雨が降る時はドザーッと一気に降るので、あっても無駄だった。屋根がある所まで避難できればOKなので、タオル一枚あれば良し。
洗濯用品:ケースに入れたジェルボール。ホテルのランドリーで使う用……ただし使い切りタイプの粉洗剤が自販機で売ってたので、持って行かなくてもよかった。かさばるし。
ドライヤー:これは持って行かなくて正解。ハイパワーのものがホテルの部屋にあった。
・飛行機内で観る用に、気分を高めるためのディズニー作品や、ドラマの『マンダロリアン』最新シーズンとかをタブレットにダウンロードしておいた。
23年3月20日 旅行0日目
・起床。歯を磨きながらSNSを閲覧中、最寄り駅からのバスが運休中であることに気付く。
・お昼前に出発。東京駅で特急券を買い、成田エクスプレスで行くことに。
・成田空港に到着。間近で離着陸が見られる展望デッキでテンションが上がる。
・とりあえずチェックインして荷物を預ける。空いてたので、並ぶこともなく一瞬で終了。
・クレジットカード(セゾンアメックスのゴールドカード)でラウンジに入れたので、ちょっと休憩。ファミレスにあるようなドリンクバーマシンとWi-Fiがあって快適だった。
・ゴールドと言っても、もともとよく使う安いスーパーである西友……と提携していたウォルマートの普通のカード……が、ウォルマートとの提携終了のお詫びとして永年無料で変身させてくれたカード。文字通りの成金カードって感じ。
・洋麺屋 五右衛門(箸で食う日本風スパゲティの店)で日本最後の食事。ココうまいんだよね。
・いざ搭乗……の前に、搭乗口近くの売店でキットカットやら果汁グミやら、かさばらないお菓子をいくつか購入。ビニール袋ももらっておく。
・高速バスに乗る時にもよくやるが、とりあえずゴミを全部放り込む袋が一枚あるとよい。旅の道中が快適になる。
・旅を終えてみると、こういうお菓子もチップと一緒にサッと渡せばよかったかな……と思う。
・ANAの機内。空港をあちこち散歩して疲れていたこともあり、離陸前にスコ〜ンと就寝。
・機内食を食べた記憶がおぼろげにある。
・食い意地だけは張っていたので、事前に調べて機内で提供されていることを確認しておいた"茅乃舎の野菜スープ"をおかわりして飲む。しみじみうまい。
・茅乃舎のだし、たまに買うけどおいしいよね。水樹奈々様もご用達らしい。
・ハーゲンダッツのバニラアイスが配られる。
・新幹線で食べるアイスと同じで、乳脂肪分が高い上にしっかり低温で冷凍されているので……カタい!
・ので チビチビ食べられてお得(?)。
・座席の画面で日本未公開の映画なんかも観られる……が、眠すぎるので帰りに賭けることにした。
・ちなみに私は、だいたいどこでも&何時間でも寝られるのが特技。
・むかし一度、眠りの限界に挑戦するぞ!と突然思い立ち、大量の水と栄養ゼリーだけを枕元に置き、トイレに立つ以外はず〜っと寝続けてみたことがある。
・72時間を超えたところで、体がダル〜く重〜くなってきたので終了した。
・なぜオレはあんなムダな時間を……
・着陸したらすぐに使えるよう、機内でスマホのSIMカードを挿し替えておく。
・SIMトレイに挿し込むピンをうっかり落としてしまった!と思ったら『NOPE』みたいな感じで無事だった。
・もうすぐ着陸、という所で、画面の……あの……どこ飛んでるかわかるやつ、を見る。
・このモードがエースコンバットとかトップガンみたいで好き。
・降りるための通路がうまく空港ゲートに接続できない、とのことで少し待たされる。戦後からANA設立、現在までの歩みをアニメで表現したPVがずっと流れていた。
・なんか葉加瀬太郎みたいなBGMだなあ、と思ってたら葉加瀬太郎の曲だった。
・オタクは"文脈"に泣く生き物なので、PVを観ながらオンオン泣いていた。ここまで……連れてきてくれて……ありがとう……
・さて、ワシントンはダレス国際空港に到着。
・乗り継ぎの列に並び、トラムに乗って移動。流暢な日本語を話す、恰幅のいいオバちゃんが案内してくれた。
・入国審査。時間がかかるのを覚悟していたが、タイミングがよかったのか客が他にいなかった。肉は持ってないか、植物は持ち込んでないか、などを聞かれ、おなじみの金属探知機ゲートを通る。
・審査官の兄ちゃんは『デアデビル』のチャーリー・コックスに超ソックリだった。よく言われるらしい。
・審査が終わり、さっそくトイレに飛び込む。海外旅行に行くと、風力がバカクソに強いハンドドライヤーを体感するのが毎回楽しみなのだ。
・風の吹き出し口にも"FEEL THE POWER"と書いてある。こんなこと言うのベイダー卿くらいだぞ。
・免税店をのぞいてみる。海外はお店に入ってテキトーに見るだけでも楽しい。
・ていうか海外じゃなくても楽しい。そもそも私は目に映るあらゆるものに、いちいち注目しがちなのだ。
・巨大なトブラローネ(ヌガー入りのチョコレートバー、三角柱のパッケージが特徴)が売っていた。
・大好きなイギリスの児童小説『チョコレート・アンダーグラウンド』で、海外の空港で買ってきた大きなトブラローネを家族で食べる描写があったのを思い出す。たぶん向こうでも定番おみやげなんだろう。
・たまにドン・キホーテとかでトブラローネを買っては、あの小説を思い出しながらボリボリかじっている。すべての人に自由と正義とチョコレートを!
・日本のUFOキャッチャーの景品にも大きいスナック菓子とかがよく出ているが「デカいお菓子は面白い」という価値観は万国共通なのだろう。
・45代アメリカ大統領、ドナルド・トランプが派手にデザインされた板チョコが半額で売られていた。作りすぎたのかな?
・売店ものぞいてみる。『スプラトゥーン』のインクみてーな色の飲み物が並ぶ中、ペプシコーラを発見。
・いろんな売店を見て回ったが、同じ空港内ですらずいぶん値段が違う。2ドル50の店もあれば、4ドルもする店もあった。
・いずれにせよ日本に比べるとなんでも高い(あるいは、日本がすでに"物価が安い国"になっているんじゃあないか……)。
・空港内ではペプシしか見かけなかった。おそらくディズニーワールド内ではコカ・コーラしかないのだろう(提携してるし)。
・コーラは断然コカ・コーラ派。
・ペプシも愛したいところなのだが(『バック・トゥ・ザ・フューチャー』とか大好きだし)、どうも日本サントリーの宣伝方針がいまいちピンとこない。
・宣伝の難しさには同情するが……"ジャパン・コーラ"と銘打った新商品をレギュラーにしてみたり、クラフトコーラブームに乗って"生コーラ"を出してみたり……
・自分としては、やはりコーラというと本質的に"アメリカの飲み物"というイメージが強い。
・それも現実のアメリカ、というより……きらびやかな洋画や洋楽のイメージで形作られた、幻想・概念としてのアメリカ合衆国、である。
・これはまあ、どこどこの名産品、みたいなのは、全部そうだと思うけど。
・とにかく二大巨頭であるコーク・ペプシには、「憧れのアメリカからやってきた黒い炭酸!」として、ドーンと構えていてほしいものなのだ。
・いろんなコーラがあるのは、それはそれで楽しいけども。
・ダンキン・ドーナツの店を見つけたので、喜び勇んでドーナツを購入。これもまた、わが幻想のアメリカ合衆国を形作る大きなファクターである。
・パトカーを停めて休憩中の太った警官……になったつもりでドーナツを食う。
・そういえば村上春樹もダンキンが好きらしく、小説にもよく出てくる。たぶんドーナツが好きというより、私と同じく「海外でダンキンのドーナツとコーヒーをちょっとした軽食に摂る自分」に酔っているのだろう。
・小説はたいがいキッショいが、そういう趣味は合うようだ。
・&pizza(アンドピッツァ)というピザ屋で夕飯。新進のピザチェーンで、ほぼ長方形な楕円形のピザをいろいろカスタムして目の前で焼き上げてもらうスタイル。
・イタリア式のピザもアメリカ式のピザ(日本ではコストコで食えるやつが実にアメリカ的でうまい!)も大好き。
・宅配ピザはだいたいアメリカ式だが、ああいうトコのは薄い生地のものが好き。
・宅配ピザの厚い生地はパンみたいで、好んでは注文しないが……本格的なピザ屋やコストコで食う厚い生地は、ただ厚いだけじゃあなくパリッパリのモッチモチなのだ。あれこそがアメリカ式ピザの真のポテンシャルだと思う。
・まあ、宅配ピザのパンピザも全然モリモリ食うんだけども。
・で ココも例に漏れず、表面はバリバリ、噛むとモチモチの生地。トマトソースは複雑な甘酸っぱさ、載ってる具も新鮮で大変うまかった。
#食っている pic.twitter.com/fHrZEdWVw0
— 始条 明 (@AkiraShijo) 2023年3月20日
・おもむろにNetflixを立ち上げてみる。こういう映像サブスクのラインナップは権利上、利用する地域に依存するので……日本ではまだ配信されていない最新映画がズラッと並ぶ。圧巻。
・休憩しつつ、連載している映画コラムの原稿を仕上げる。そこらじゅうにコンセントつきのテーブルが設置してあったので助かった。
・と、ここで問題発生。『ロッキー』について語るコラムだったので、劇中のセリフを確認しようとすると……アメリカでは日本語吹き替え版が配信されていない!そりゃそうだ。
・仕方なく、Amazonで300円払ってレンタルした。無事書き上げた記事、読んでください。
・免税の香水や電化製品(AirPods Max欲しいな〜〜)を横目に見つつ、乗り継ぎ便に搭乗。
・このフライトは2時間半の国内線で、機内食も座席の画面もナシ。離陸のフワッと感を楽しみつつ寝ていたら……もうすぐ着陸というタイミングで起きた。
・旅客機から見る夜景は、高層ビルから見るそれと全然違う。高度が高すぎるから全部平べったく見えて……街の灯も、ミニチュアの豆電球が明滅しているように錯覚する。キレイというより不思議な感覚。
・オーランド国際空港に到着。
・トイレにフィードバック・ボタンがあった。清掃状況とかの快適さを評価するもので、これも海外のトイレ(というか公共施設全般)でよく見るイメージ。
・ユーザーからのフィードバックを重視する(または、少なくとも"重視していますよ"という姿勢を見せる)文化はけっこう欧米特有なもののように感じる。
・カルチャーの分野にしても、ファンコミュニティに対する向き合い方(ファンアートを取り上げまくったりとか)に、そういうスタイルが表れてるようなイメージ。
・ヘッドホンやレゴ、化粧品(カイリー・ジェンナーのタイアップもの)の自動販売機が並んでいた。自販機大好きなのでワクワクする。
・むかしヨーロッパに旅行した時も、時代が追いつけなかった名機ことPSPgoが自販機で売っていたのをよく覚えている。
・トラムに乗ってターミナルを移動。深夜なのでショップはみんな閉まっていたが、帰りに寄りたいお店をなんとなく横目でチェックしながら荷物回収レーンへ。
・ユニバーサル・スタジオやシーワールド(世界で2番目にデカい水族館&テーマパーク)の広告が並んでいた。テンションが上がる。
・ディズニーワールドも含めた3テーマパークの連名で「おかえりなさい!とても寂しかった!」と書かれた巨大な看板に出迎えられる。こういうの全部好き。USJとかにもあるよね〜。
・マジック・オブ・ディズニー(ショップ)の上に、着物みたいなアート看板が掲げてあった。近づいてみたけどタイトルや名前も書いておらず詳細不明。
・なかなか荷物が流れてこないな……と思っていたら、同じ時間に到着したアメリカン航空(私のはユナイテッド航空)のレーンだった。慌てて反対側のレーンに移動し、無事回収。
・ディズニーワールド50周年の広告もそこらじゅうに出ていた。
・エスカレーターを降りて1階にあるミアーズ・コネクトのカウンターへ。
・看板を持ったスタッフが立ってる……とかではなく、普通にデカいカウンターが常設してあった。メールで届いていた乗車証の画面を見せる。
・8人くらい乗れそうなミニバスに乗り込んで、10分ほど待つ。この間に他の客が来たら乗り合いになるらしい(結局、誰も来なかったので貸し切り状態に)。
・運転手は愛想のいい太った兄ちゃんで、渋谷のポケモンセンターに行くために日本語を少し勉強中らしい。ヌガーをずっとモチュモチュ食っていた(ので、お菓子をプレゼントすればよかったなと思った)。
・夜の道を30分くらい走る。オレンジの街灯が照らすだだっ広い道に、ポツポツと巨大な店が通り過ぎる。
・やはりなんでもデカいんだなあ、と思いつつ……「パークからの帰り道はオレンジに照らされた夜の高速道路」という体験も万国共通なのだなあ、と思う。
・ディズニーワールドの巨大なゲートを通り抜ける。運転手の兄ちゃんが速度を下げながら音楽とミッキーの声真似で盛り上げてくれ、テンションが上がる。
・ディズニーワールドは世界一広いディズニーのテーマパーク!……とはいえ、まあまあデカめのパーク4つ、ウォーターパーク2つ、ゴルフ場、大量の公式ホテル、ショッピングモール、スタッフ用の寮などなど……を結ぶ森の中の高速道路やロープウェイ、船を渡す川、湖……が 全部ひっくるめてディズニーの土地になっている(ので、別にパーク自体がメチャメチャデカいワケではない)。
・それらが丸ごと小国みたいなテーマパークになっている事実は驚異的ではある。
・オールスター・リゾート群に差し掛かり、巨大なマクドナルドの横を通り過ぎる(ここにあることも調査済みなのだ!)。
・オールスター・ムービーズ・リゾートに到着。とりあえず荷物を置くため、そのまま部屋へ直行する。
・フロントのあるホールを抜けると、ショップ・フードコート・ゲームコーナーがすぐ横並びになっており、左に行くとパークへのバス停、右に行くと客室群。T字型のわかりやすい構造。
・右に進んで自動ドアを通ると、巨大なプールを囲むように客室棟が立ち並ぶ。プールの真ん中には『ファンタジア』のミッキーが魔法を使うシーンの立像が噴水になっていた。明日入ろう。
・客室棟はそれぞれテーマがあり、それぞれの建物の前には『ファンタジア』に登場するバケツを運ぶホウキ(写真の奥)や『トイ・ストーリー』のウッディ、バズの巨大な立像が立っていた。
・私の泊まった棟には『ファンタジア2000』の兵隊が立つ。
・夜に見上げると怖すぎる。
・部屋に着き、アプリで開錠。NFCを感知してSuicaやらApple Payやらのカードが自動で起動しちゃってめんどくさい(鍵はちゃんと開くけど)。
・扉の内側の注意事項がピノキオとジミニー・クリケットのイラストだったり、ベッドの頭側にはミッキー・ミニー・ドナルドのイラスト(最新アニメシリーズ『ミッキーマウス!』調の絵柄)が飾ってあったり、最安ランクながらしっかりディズニー公式感を出してくれてうれしい。
・タオルはたっぷり2日ぶん置いてあった。清掃は毎日でなく、1日おきに入るらしい。
・紙箱に入った固形石鹸が洗面台に置いてある。使わず持ち帰るのもアリか……と思ったけど まあ普通に使った。
・風呂場はユニットバスではあるものの、二重のカーテンでしっかり区切られていてよかった。床ビチャビチャになるのキライなのだ。
・シャンプー・リンス・ボディソープは浴槽近くの壁に固定してあった。環境と肌にやさしい海塩(シーソルト)使用、とある。
・ラムネみたいな……というか"ソーダ味"みたいな、甘くて爽やかな香りだった。たぶんコレもショップで売ってるんだろう。
・ディズニーでシーソルト……というと、どうしても『キングダムハーツ』のシーソルトアイスの記憶が蘇る。
・拝啓 オリエンタルランド様 頼むからあのままの仕様でレギュラー商品化してください。
・部屋のテレビでディズニープラスとか観られるのかな?と思ったら、別にそんなことはなかった。子供(というか幼児)向けのコンテンツはいくつかあったけど。
・ディズニーワールドのPVが流せたので、とりあえずそれを流しっぱなしにしておく。こういうホテルの案内チャンネルみたいなの大好き。
・コーヒーメーカーとコーヒーの素(普通のとカフェイン抜きの)が置いてあった。ディズニーワールド50周年記念ブレンドらしい。普通に緑茶と紅茶のティーバッグもある。
・ベッドは二つ。一つは壁に固定されており、持ち手を持って引っ張るとテーブルからベッドに変形する。
・ベッドを引き出すと、ヒューイ・デューイ・ルーイがスヤスヤ寝ているイラストが現れる。カワイイ。
・深夜のホテルを徘徊してみる。
・プールサイドの小屋がランドリーになっていた。洗濯機と乾燥機が並んでおり、クレジットカードかApple Pay(洗濯機にQRコードが貼ってあり、スマホサイトから決済する)で支払える。いずれも一回3.5ドル。
・スマホで決済すると、終了までの残り時間も同サイトに表示される。便利。
・洗剤と飲み物の自動販売機も置いてある。
・飲み物の自動販売機は各客室棟のアイスマシンの横にもあった。一本4.5ドル(600円くらい。高え〜!)。
・ゲームコーナーは清掃中。入口横の自動販売機では、メタルプレートを売っていた。
・入力した文章をその場で彫刻してくれるマシン。フォントも選べるし、彫刻してる場面が下の窓から覗けて面白かった。1枚15ドル。
・アクティビティの案内看板を見てみる。プールサイドでは毎晩、キャンプファイヤーや野外映画上映、ホテルを舞台にした宝探しゲームなんかをやっているらしい。
・思えば幼い頃……ディズニーシーの開業当時にパークを訪れたものの、午後から体調を崩したため、ホテルに戻って過ごしたのをよく覚えている。こういうのがあると大いに助かるんじゃあないか。
・フードコートも清掃中。ただし、電子レンジコーナーは24時間使える模様。
・オープンしてるうちに食べ物を買っておいて、部屋の冷蔵庫に保存しておくのがよさそう。それか、さっさと寝る。
・おみやげショップもシャッターが降りていたが、奥にはスナックや絆創膏なんかも並んでいるのが見えた。
・フロントでカードキーをもらう。こちらも『ミッキーマウス!』調のミッキーの柄。他のキャラクター柄は品切れ中だったらしい。
・フロントにある休憩スペースでも、ディズニー映画がずっと流されていた。この時は実写版の『わんわん物語』。
・いつも思うが、すげえ邦題だ。
・明日のジーニープラスをアプリから購入しておく。
・もう朝の6時なので仮眠程度だが……とりあえず寝ることにする。オヤスミ。
〜次回 旅行前半 ハリウッド/アニマル編に続く〜